解説
刑務所からの脱走計画を描いたコメディ。監督・製作は「フル・モンティ」のピーター・カッタネオ。脚本は「フェイス」のローナン・ベネット。撮影は「ボクと空と麦畑」のアルウィン・カックラー。音楽は「フル・モンティ」のアン・ダドリー。編集は「恋におちたシェイクスピア」のデイヴィッド・ギャンブル。出演は「ウェイクアップ!ネッド」のジェームズ・ネズビット、「シックス・センス」のオリヴィア・ウィリアムス、「ビューティフル・マインド」のクリストファー・プラマー、「バニラ・スカイ」のティモシー・スポール、「スティル・クレイジー」のビル・ナイ、「インティマシー」のレニー・ジェイムズ、「クイルズ」のロン・クック、「チューブ・テイルズ」のフランク・ハーパー、「未来世紀ブラジル」のジョン・ピアース・ジョーンズほか。
ユーザーレビュー
「ラッキー・ブレイク」のストーリー
しがない泥棒のジミー(ジェームズ・ネズビット)とルディ(レニー・ジェームズ)は、銀行強盗に失敗してロング・ラドフォード刑務所に送り込まれる。2人は脱走を計画。ミュージカル好きのモーティマー所長(クリストファー・プラマー)が、囚人のモラル向上のためにミュージカル公演をやることを提案したので、その上演のどさくさにまぎれて逃げることを思いついたのだ。そして行きがかり上、主役にはジミーが抜擢。ヒロインには更正プログラムのカウンセラー、アナベル(オリヴィア・ウィリアムス)がキャスティングされる。演劇の練習も脱走の準備も順調の一方、ジミーとアナベルは急接近。しかしそこに、暴君の囚人ジョン(フランク・ハーパー)が移送されてきて、事態がややこしくなる。また面会した妻に男がいると知ってショックを受けたクリフ(ティモシー・スポール)が首吊り自殺。計画に暗雲が立ちこめるものの、いよいよ公演当日。ジミーたちは計画通り事を進めるが、アナベルとの恋を選んだジミーは途中で引き返していく。見事外に脱出したのはルディとロジャー(ビル・ナイ)とダレン(レイモンド・ウォリング)。彼らはロジャーの妻の飛行機により、まんまと高飛びを果たすのだった。
「ラッキー・ブレイク」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ラッキー・ブレイク」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | コメディ |
製作国 | イギリス |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2002年7月6日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | ラッキー・ブレイク・プロダクションズ=フラジャイル・フィルムズ(フィルム・フォー 提供) |
配給 | アミューズピクチャーズ(東芝=アミューズピクチャーズ 提供) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD |
公式サイト | http://www.luckybreak.jp/ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2002年7月上旬号 | 特別対談 ピーター・カッタネオ×三谷幸喜 「ラッキー・ブレイク」と「みんなのいえ」-コメディについて話しましょう |
2002年9月上旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 ラッキー・ブレイク |