解説
普通の人々の生活のほんの一部を切り取って、6つのショートショートで構成した短篇アニメーション。監督・脚本は、本作が初監督作となる百瀬義行。映像演出に「千と千尋の神隠し」の奥井敦があたっている。声の出演は、「田園のユーウツ」の西村雅彦、「助太刀屋助六」の鈴木京香、「郡上一揆」の古田新太ら。「猫の恩返し」の併映作品として公開された。第21回ゴールデングロス賞日本映画部門金賞受賞作品。
ユーザーレビュー
「ギブリーズ episode2」のストーリー
『お昼』~『カレーなる勝負』アニメーション制作会社のスタジオギブリで働く野中くん、ゆかりさん、奥ちゃんは、お昼に何を食べようか悩んでいた。ふと思いついて、激辛で有名なカレー店に入った3人。職人気質の店主の挑発に、ゆかりさんは10倍の辛さで勝負を挑む。制限時間20分。他のふたりが次々にリタイアする中、なんとか食べ切るゆかりさんだったが、店を出た途端、口から火を吹いてしまう。『ダンス』ゆかりさん、野中くん、奥ちゃんの華麗なダンス・ショー。『美女と野中(やぢゅう)』野中くんは優しい。終電で、彼の肩に寄りかかって気持ちよく眠っている女性客を起こすのがなんだか悪くて、結局、終点まで付き合ってタクシーでUターンした。『初恋』野中くんの初恋は小学校の時。相手はクラスメイトの愛ちゃんだ。でも、中学に進学してなんとなく疎遠になり、そのまま終わりを告げた。『エピローグ』本社での会議に出席する為、一足先に退社した米ちゃん。途中で上司に会った彼は、しかし会議が終わったら社に戻れと言われずに済んでホッと安心するのであった。
「ギブリーズ episode2」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ギブリーズ episode2」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2002 |
公開年月日 | 2002年7月20日 |
上映時間 | 25分 |
製作会社 | 徳間書店=スタジオジブリ=日本テレビ=ディズニー=博報堂=三菱商事=東宝(制作 スタジオギブリ) |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD/DTS |
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2003年4月下旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 ギブリーズspisode2 |