解説
「地獄の銃火」のウィリアム・J・オサリヴァンが製作するトルーカラー色彩西部劇1954年作品で、“エクファイア”誌に連載されたトッドハンター・バラードの原作を「アリゾナの勇者」のジョン・K・バトラーと「拳銃の嵐」のリチャード・ワームサーが脚色、中篇監督から昇進したウィリアム・ウィットニーが長篇第1回の監督にあたった。撮影は「私刑される女」のレジー・ラニング、音楽は「暗黒街脱出」のR・デイル・バッツの担当。主演は「闘う沿岸警備隊」のジョン・デレクと「恐怖の一夜(1950)」のジョーン・エヴァンスで、ほかに「ジュビリー街道」のジム・デイヴィス、「悪名高きテキサス人」のキャサリン・マクロード、「私刑される女」のベン・クーパー、「十二哩の暗礁の下に」のハリー・ケイリー・ジュニア、テイラー・ホームズ、ナナ・ブライアントなどが助演する。
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「コロラドの急襲」のストーリー
幼い時、叔父リントンに父の農場を奪われたジェット・コスグレイヴ(ジョン・デレク)が、8年目にデュード以下9人の腕達者を連れて生まれ故郷に帰って来た。リントンに苦しめられている牧畜業者の1人チャッド・ポルセンの1人娘ジュディ(ジョーン・エヴァンス)は、ジェットがリントンの手に不意討ちをかけられたとき機転を利かせて彼を救い、このときから2人は相愛の仲となった。ジェットはリントンがポルセンから奪ったニューマーク牧場を取り返してやったが、リントンと彼を同類だと思いこんでいるチャッドはこれを信用せず彼とジュディとの仲を聞いて怒り、彼女を烈しく鞭打った。ジュディは家を飛び出し、親切な鍛冶屋サムの許にかくまってもらった。いよいよリントンへの挑戦の火ぶたを切ったジェットは、9人の仲間とともにまずニューマーク牧場を奪取した。リントンはひそかにデュードを味方につけたため仲間は8人までがリントン側に去り、ジェットは不利となって、ニューマーク牧場の牛群も奪われてしまった。しかし、再度ニューマーク牧場で対決したリントン一味とジェットたちは、乱戦の末ついにリントンを倒し復讐をとげた。そしてジェットとジュディはもちろん結ばれた。
「コロラドの急襲」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「コロラドの急襲」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 西部劇 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1954 |
製作会社 | リパブリック映画 |
配給 | リパブリック日本支社=NCC |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
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