ゴッドファーザーPARTIII
ごっどふぁーざーぱーとすりー The Godfather Part III
解説
暗黒街に君臨するマフィアのファミリーの半世紀に及ぶ年代記を綴るシリーズ完結篇。エグゼクティヴ・プロデューサーはフレッド・フックスとニコラス・ゲイジ、製作・監督は前2作に続き「ニューヨーク・ストーリー」のフランシス・フォード・コッポラ、脚本はマリオ・プーゾとコッポラの共同、撮影はゴードン・ウィリス、音楽はカーマイン・コッポラが担当。出演はアル・パチーノ、ダイアン・キートンほか。ビデオ化の際7分の追加シーンを加えた再編集版が製作されている。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
「ゴッドファーザーPARTIII」のストーリー
父ビトーからコルレオーネ・ファミリーのドンの地位を継承したマイケル(アル・パチーノ)が、ファミリーの存続のため兄フレドを殺してから20年を経た1979年。マイケルはバチカンのギルディ大司教(ドナル・ドネリー)と手を結び、ファミリーの永続的な繁栄を図ろうとする。しかしオペラ歌手をめざす息子アンソニー(フランク・ダンブロージョ)はそんな父と反目し合っていた。マイケルのカトリック教会からの叙勲を祝うパーティーの席上で、マイケルは10年前に別れた妻ケイ(ダイアン・キートン)と再会する。そしてそこにはマイケルの妹、コニー(タリア・シャイア)がファミリーの後継者にと思って連れてきた長兄の故ソニーの息子ヴィンセント(アンディ・ガルシア)の姿もあった。マイケルの娘メリーは従兄ヴィンセントに運命的な愛の予感を覚えてゆく…。かつてのコルレオーネ家の縄張りはジョーイ・ザザ(ジョー・マンティーニャ)によって牛耳られていた。ファミリーが犯罪から手を引き、合法的な仕事に移ることを宣言したマイケルはザザの配下にいたヴィンセントを自分のもとに置き、後継者として育てようとするが、そのことを契機にザザとヴィンセントの抗争が表面化し、暴力沙汰が起こってしまう。そんなヴィンセントにファミリーの記事を書くことを目的とした女性ジャーナリスト、グレイス(ブリジット・フォンダ)が接近する。一方、マイケルはB・J・ハリソン(ジョージ・ハミルトン)を新たな片腕として大司教との契約にこぎつけようとしていたが、法王の突然の発病で危機に直面する。そんなある日、父と和解したアンソニーのオペラ・デビューが決まり、ファミリーはその発祥の地であるシシリーに集まった。今、オペラの幕が上がろうとしている。だが、敵の手もすぐ近くに忍び寄り、オペラの最中にボディ・ガードが殺される。そして上演後の拍手喝采のあと、外に出たマイケルに向けて銃が放たれた。だが狙いははずれ、撃たれたのはメリーだった。マイケルの叫び声が響く。それから数年後、家の庭に腰かけていたマイケルに、静かな最期が訪れるのだった。
「ゴッドファーザーPARTIII」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ゴッドファーザーPARTIII」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1991年1月上旬号 |
試写室 裸のキッス 外国映画紹介 みんな元気 外国映画紹介 ミュージックボックス グラビア《Special Selections》 3 ゴッドファーザーPART3 |
1991年3月上旬号 |
グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) 昭和鉄風伝 日本海 日本映画紹介 昭和鉄風伝 日本海 グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) ゴッドファーザー PART3 特集 ゴッドファーザー PART3 作品論 特集 ゴッドファーザー PART3 コッポラストーリー 特集 ゴッドファーザー PART3 コルレオーネヒストリー 特集 ゴッドファーザー PART3 シリーズメモ |
1991年4月上旬号 |
試写室 スキンレスナイト 日本映画批評 陽炎 グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) 鬼喰う鬼 外国映画批評 ゴッドファーザー PART3 外国映画紹介 ゴッドファーザー PART3 |