解説
27もの捏造記事を書いた実在のジャーナリスト、スティーヴン・グラスの栄光と転落を描いたドラマ。監督・脚本は「ジャスティス」などの脚本で知られ、これが監督デビューとなるビリー・レイ。製作総指揮は「バニラ・スカイ」のトム・クルーズほか。撮影は「女と女と井戸の中」のマンディ・ウォーカー。音楽は「きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー」のマイケル・ダンナ。美術は「人妻」のフランソワ・セガン。衣裳は「デイ・アフター・トゥモロー」のルネ・エイプリル。出演は「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」のヘイデン・クリステンセン、「K―19」のピーター・サースガード、「パーティー・モンスター」のクロエ・セヴィニー、「アメリカン・スウィートハート」のハンク・アザリア、「ナショナル・セキュリティ」のスティーヴ・ザーン、「コヨーテ・アグリー」のメラニー・リンスキー、「メン・イン・ブラック2」のロザリオ・ドーソンほか。2003年ボストン映画批評家協会賞助演男優賞、2004年全米映画批評家協会賞助演男優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー特別業績賞ほか多数受賞。
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「ニュースの天才」のストーリー
1998年、権威ある政治雑誌『ザ・ニュー・リパブリック』の最年少の記者、25歳のスティーヴン・ダラス(ヘイデン・クリステンセン)は、編集長のマイケル・ケリー(ハンク・アザリア)の下、斬新な切り口で特ダネをモノにするジャーナリストとして頭角を現わし始める。彼には他誌からも執筆依頼が舞い込むようになるが、ケイトリン(クロエ・セヴィニー)やエミー(メラニー・リンスキー)ら女性の同僚の顔を立て、周囲への気配りを怠らない態度は変わることがなかった。そんなある日、かねてより会長と対立していたマイケルが編集長をクビになってしまう。後任に指名されたのはチャック・レーン(ピーター・サースガード)。同僚たちの反感の視線を浴びながら、チャックは新編集長の座に就いた。それから数ヵ月後、スティーヴンはインターネット関連の特ダネ記事を発表し、大きな反響を獲得する。その成功にライバル心をかきたてられたニョーヨークのネット・マガジン編集部は、記者のアダム・ペネンバーグ(スティーヴ・ザーン)に同じネタを追うよう命じる。ところがこの件を調べていくうち、スティーヴンの記事が捏造である疑いが高まっていった。そこでアダムは、スティーヴンとチャック編集長を追及し、真相を求める。やがてスティーヴンはそれが創作記事であることを認め、編集部をクビになり、裁判にかけられるのだった。
「ニュースの天才」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ニュースの天才」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ カナダ |
製作年 | 2003 |
公開年月日 | 2004年11月27日 |
上映時間 | 94分 |
製作会社 | バウムガーデン/メリムズ・プロダクション=クールズ/ワグナー・プロダクション |
配給 | ギャガ=ヒューマックス |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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