解説
金庫破りに情熱を燃やす老人たちの姿を描いた喜劇。監督は「伝説のワニ ジェイク」の犬童一心。太田蘭三の同名小説を基に、「Jam Films 2/CLEAN ROOM」の小林弘利と犬童監督が共同で脚色。撮影を「黄龍 イエロードラゴン」の栢野直樹が担当している。出演は、「13階段」の山崎努、「シベリア超特急3」の宇津井健、「明日があるさ THE MOVIE」の青島幸男、「星砂の島、私の島~ISLAND DREAMIN'~」の谷啓、「かっ鳶五郎」の長門勇、「サラリーマン専科 単身赴任」の藤岡琢也、「おにぎり」の松原智恵子、「伝説のワニ ジェイク」の星野真里ら。
ユーザーレビュー
「死に花」のストーリー
東京郊外にある老人ホーム“らくらく長寿園”に暮らす元映画プロデューサーの菊島は、同じホームの入居者・源田の遺品の中に、銀行の地下に穴を掘り、金を強奪すると言う奇想天外な計画を記した“死に花”と題されたノートを発見。ホームの仲間である女好きの穴池、ほら吹きの庄司、銀行の支店長だった伊能、そして恋人の鈴子と共にその計画を実行に移すことにした。狙うは、伊能のかつての勤め先である“サクランボ銀行”。期間は、ターゲットの支店が閉鎖されるまでの一ヶ月間。穴掘りの拠点となる隅田川沿いに住むホームレスの先山やホームの新人職員・和子をも仲間に引き入れ、着々と穴を掘り進めて行く菊島たち。途中、防空壕の跡から白骨化した母子の遺体が見つかったりしたが、予定通り金庫の真下まで掘り進めることが出来た。ところが、明日はいよいよ金庫を破ると言う日、台風に見舞われせっかく掘った穴が水没してしまう。万事休す――しかし、なんと浸水によって地盤が緩みビルが傾き始めたのである!そこで、勿怪の幸いとばかり、菊島たちは傾いたビルの下に穴を掘ると、まんまと17億3千万円のゲットに成功したのであった。だが後日、防空壕から発見された遺体がホームの青木老人の妻子のものだったことが判明。今回の計画が源田による青木老人の為のものだったと気づかされた彼らは、しかしもう一花咲かせるべく、奪った金を元手に武田信玄の埋蔵金探しを計画するのだが、その時、菊島にボケの症状が顕れていた……。
「死に花」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「死に花」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2004 |
公開年月日 | 2004年5月8日 |
上映時間 | 120分 |
製作会社 | 「死に花」製作委員会(東映=アミューズ=テレビ朝日=東映ビデオ=IMJエンタテインメント=毎日新聞社) |
配給 | 東映 |
レイティング |
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