解説
倒産寸前の病院の経営建て直しに挑む、風俗界のカリスマと医者やナースたちの奮闘を描いたコメディ。監督は「お墓がない!」の原隆仁。脚本は、「ぷりてぃ・ウーマン」の真崎慎と、川崎いづみ、山口正太の共同。撮影を「ミラーを拭く男 The Man Who Wipes Mirrors」の上野彰吾が担当している。主演は、「阿修羅の瞳」の渡部篤郎、「パッチギ!」の大友康平、「メールで届いた物語」の原沙知絵。
ユーザーレビュー
「いらっしゃいませ、患者さま。」のストーリー
チンピラに撃たれ重症を負った、風俗界の救世主・恩地明郎。倒産寸前の近馬記念病院に担ぎ込まれた彼は、院長の近馬に命を救って貰ったお礼にと、病院の経営建て直しを引き受けるのだが、彼の打ち出した方針はなんと、“ナース指名制”に“同伴CTスキャン”“膝枕点滴”“口移しバリウム”、その上、ホステス経験を持つナースたちまで投入しての超サービス路線だった。しかし患者の評判は良く、病院も大繁盛。お陰で、徐々に負債も減っていった。だが、それを面白く思わない人物がいた。債権者でヤクザの組長・三島だ。近馬病院を借金まみれにして乗っ取り、保険を持たないヤクザたちの為の専門病院にしようと目論んでいた彼は、厚生労働省監査官・沼田を使って病院を営業停止に追い込む。ところがその時、肺癌を患っていた三島が倒れ、緊急の手術が行われることになった。果たして、執刀した近馬のお陰で手術は成功。両者の間に和解も成立し、近馬病院の経営は益々順調だ。
「いらっしゃいませ、患者さま。」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「いらっしゃいませ、患者さま。」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2005年6月4日 |
上映時間 | 106分 |
製作会社 | 光和インターナショナル=バンダイビジュアル=日本テレビ(製作協力 フェローピクチャーズ) |
配給 | 松竹 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | DTS |
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2005年8月上旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 いらっしゃいませ、患者さま。 |