解説
80年代に人気を博したテレビ・シリーズの映画版第6作で、横浜を舞台に、連続狙撃に端を発した未曾有の大事件解決に挑む、おなじみタカ&ユージのはみだし刑事コンビの活躍を描いたアクション・コメディ。監督は「メールで届いた物語/やさしくなれたら…」の鳥井邦男。脚本は、「プレイガール」の柏原寛司と「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 2 UFO襲来! トルネード大作戦!!」の大川俊道の共同。撮影を「プレイガール」の仙元誠三が担当している。主演は、「あぶない刑事 フォーエヴァー THE MOVIE」の舘ひろしと「69 sixty nine」の柴田恭兵。ゲスト出演に、「ジャンプ」の佐藤隆太、「TKO HIPHOP」の窪塚俊介、「蝉しぐれ」の原沙知絵。
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「まだまだあぶない刑事」のストーリー
韓国・釜山で、アンダーカヴァーとして小型核爆弾密輸組織逮捕に一役買ったタカとユージが、7年振りに横浜に帰って来た。だが、町も港署もすっかり様変わり。透や薫はそれぞれ昇進し、捜査課にはIT機器に強い水嶋とガン・マニアの鹿沼と言うふたりのルーキーが配属されていた。そんな中、7年前にタカとユージが逮捕した東洋銀行襲撃事件の犯人・尾藤が脱獄、当時の仲間と目される西村、海童を射殺する事件が発生した。早速、尾藤の行方を追うタカとユージ――だったが、なんと彼らに日本への小型核爆弾密輸容疑がかけられ、内閣情報調査室の三橋参事官らによって身柄を拘束されてしまう。しかし、水嶋と鹿沼の協力でそれを逃れたふたりは、尾藤を追跡し、遂に“ファンタジア・パーク”での決戦を迎えるのだった。ところが、既に尾藤は何者かに殺害されており、タカとユージにも魔手が迫る。すんでのところで免れたふたりは、実はそれが海童の秘書・美咲涼子と水嶋・鹿沼の仕業であることを突き止める。ボランティア団体“ピースメイカー”に属する彼らは、捜査を撹乱すべく尾藤を利用、更にタカとユージを巻き込み、アメリカ国防長官と大物華僑との戦争兵器売買の極秘会談を阻止しようとしていたのだ。そして、小型核爆弾を日本に密輸したのも彼らだった。会談の行われるサッカー・スタジアムに仕掛けられた核爆弾。試合終了と同時に爆発する。しかし、タカとユージの活躍により犯人たちは射殺され、見事、爆発も回避されるのであった。 かくして、事件解決……と思われた矢先、釜山から港署に大捕り物の際に行方不明になっていた、タカとユージの遺品らしき物が見つかったとの連絡が入った。果たして、ふたりは幽霊だったのだろうか!?
「まだまだあぶない刑事」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「まだまだあぶない刑事」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ アクション |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2005年10月22日 |
上映時間 | 107分 |
製作会社 | 「まだまだあぶない刑事」製作委員会(東映=日本テレビ放送網=東映ビデオ=VAP) |
配給 | 東映 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://www.abudeka.jp/ |
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