解説
湾岸戦争を題材にした「スリー・キングス」で絶賛を浴びたデヴィッド・O・ラッセル監督の5年ぶりの作品。哲学探偵、火事を消せない消防士、美しさからの脱皮願望に捉われる美人モデル、自意識過剰のエリート社員、悩めるオタク活動家、謎のフランス人熟女といったキャラクターが繰り広げる哲学コメディ。出演はジュード・ロウ、ナオミ・ワッツ、ダスティン・ホフマン、イザベル・ユペール。
ユーザーレビュー
「ハッカビーズ」のストーリー
ハッカビーズ。それは、ありとあらゆる満足をお手ごろ価格で提供する、素敵なスーパーマーケット。ハッカビーズ社のエリート社員ブラッド(ジュード・ロウ)は、輝く白い歯とキラー・スマイルを武器にバリバリ仕事をこなす(イヤミな)成功者だった。水着姿でCMに出るキャンペーン・モデルの美女ドーン(ナオミ・ワッツ)のハートもつかみ、人生も絶好調! そんなある日、ブラッドが進めるハッカビーズ社新店舗建築計画に、オタクな青年活動家アルバート(ジェイソン・シュワルツマン)が噛みついた。ハッカビーズ社の開発から自然を保護しようと悪戦苦闘するアルバートだが、ブラッドのサクセスライフにジェラシーのちっぽけな炎をめらめら燃やしてしまう始末。そしてアルバートは、ブラッドに立ち向かう! …だがその前に「敵を知るにはまず自分から」と、<哲学探偵>夫婦に「ボクを探偵して欲しい」と、あさってな依頼をする。そこに探偵夫婦の長年の宿敵、クールでセクシーな謎のフランス人熟女・カテリン(イザベル・ユペール)が現れる。さらにアルバートの親友でエコロジカルな消防士トミー(マーク・ウォールバーグ)をも巻き込んだ、思いもかけない物語が始まるのだった。
「ハッカビーズ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ハッカビーズ」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2005年9月上旬号 |
キネ旬チョイス 「ハッカビーズ」 作品評 キネ旬チョイス 「ハッカビーズ」 デイヴィッド・O・ラッセル監督 インタビュー |
2005年9月下旬号 | 劇場公開映画批評 ハッカビーズ |