ハリヨの夏

はりよのなつ
上映日
2006年10月14日

製作国
日本

制作年
2006
上映時間
82分

レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

女子高校生の妊娠と出産という出来事を通して、揺れ動く思春期の心をみずみずしく描き出した青春映画。監督は中村真夕。主演は「星になった少年」の於保佐代子。共演は『ごくせん』の高良健吾。このフレッシュな2人を、円熟した風吹ジュンと柄本明の2者がしっかり支え、物語に奥行きをもたらす。
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ユーザーレビュー

「ハリヨの夏」のストーリー

父(柄本明)がハリヨをくれた。オスが卵を育てる魚だ。私は京都に暮らす高校3年生の瑞穂(於保佐代子)。父とは別居中で、母(風吹ジュン)と妹と暮らしている。同級生の翔(高良健吾)は、キスを迫っても、潔癖だからか、何もしない。母親の働く居酒屋で、どこか翳りのあるアメリカ人チャーリー(キャメロン・スティール)に会う。彼はベトナム戦争で片脚を負傷し、離婚して娘がひとりいる。私と同じ孤独感を持つチャーリー。私たちは、結ばれる。そして、妊娠。チャーリーも母も堕ろすことしか頭にない。でも結局、私と母で赤ちゃんを育てることになる。そのころハリヨのオスは息絶える。死骸を戻すため、赤ちゃんを抱いて川に行く。少し進むと、急になった川の流れに脚をとられてしまう。懸命に水の中でもがく。そうしているうち、私は生まれて初めて泳いでいた! 落としてしまった赤ちゃんも、無事に腕の中に取り戻す。私は自分の力で生きていける。娘と一緒に生きていこう。散歩中、翔とばったり出くわす。大学生になった翔は、まぶしくもあり、幼くも見える。話が続かなくなった私たちは、別々の方向へ、進む。私は、赤ちゃんと一緒に、胸を張って歩きつづける。

「ハリヨの夏」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ハリヨの夏」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2006
公開年月日 2006年10月14日
上映時間 82分
製作会社 葵プロモーション/毎日広告社/アルゴ・ピクチャーズ/World apart ltd.
配給 葵プロモーション
レイティング
カラー/サイズ カラー

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