解説
非情な殺し屋と復讐に駆られる凶暴な刑事という孤独に生きてきた二人が死闘を繰り広げる、バイオレンス・ノワール。監督は「ノイズ」のソイ・チェン。出演は「同じ月を見ている」のエディソン・チャン、「ピンポン」のサム・リー、「カンフーハッスル」のラム・シューほか。
ユーザーレビュー
「ドッグ・バイト・ドッグ」のストーリー
香港の高級レストランで、弁護士であるリー夫人が銃殺される。サム警部(チョン・シウファイ)率いる捜査チームは現場に駆けつけ、容疑者の男・パン(エディソン・チャン)はプロの殺し屋であると推測する。そこに遅れて、ベテラン刑事のリン(ラム・シュー)とコンビを組む、ワイ(サム・リー)がやってきた。一年前に彼の父親が瀕死の重傷を負って以来、ワイは怠慢な態度を取るようになっていた。刑事たちはパンを取り押さえようとするも、彼は容赦なく人質を殺し、リンをも刺殺する。怒りを覚えたワイの執拗な捜査が進むにつれ、事件の背景やパンについて明らかになる。パンはカンボジア人の孤児で、幼い頃から闘犬のように育てられ、生きるために地下格闘場で日々仲間の命を奪ってきた。一方、故郷を思わせるごみ埋め立て地に逃げ込んだパンは、壊れかけの小屋で父親に襲われている少女ユウ(ペイ・ペイ)を発見。父親の首を絞めたパンは彼女に、生きたいなら殺せと、瀕死状態の父親に刃物を向けることを命じる。孤独な環境で育った2人は、互いに惹かれ合っていく。そんな中、ワイらがごみ埋め立て地を捜索。激しい銃撃戦後、破傷風菌で呼吸困難になったユウを担ぎ、パンは病院に逃げ込む。だが、病院にも警察の捜査の手は迫っていた。数日後、ユウを連れてカンボジアに戻ったパンは、故郷で新たな暮らしを始めようとしていた。しかし指名手配されている彼は、故郷でも追われる身となっていた。新たな生命を宿したユウとともに生きるために、パンはある行動に出る。また、ワイの父親が生きるために取った過去とワイを苦しめる出来事が明らかになり、追いつめられた2匹の狗が激突する。
「ドッグ・バイト・ドッグ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ドッグ・バイト・ドッグ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 香港 |
製作年 | 2006 |
公開年月日 | 2007年8月11日 |
上映時間 | 108分 |
配給 | アートポート |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |