淪落の人

りんらくのひと STILL HUMAN
上映日
2020年2月1日

製作国
香港

制作年
2018
上映時間
112分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

香港を代表する俳優、アンソニー・ウォン主演によるヒューマンドラマ。事故で半身不随となった中年男チョンウィン。妻とは離婚、息子とも離れて暮らし、人生に希望を見いだせない日々のなか、若いフィリピン人女性エヴリンが、住み込み家政婦としてやって来る。共演は、新人のクリセル・コンサンジ、「ピンポン」のサム・リー。香港の女性監督オリヴァー・チャンによる長編デビュー作。第14回(2019)大阪アジアン映画祭にて「みじめな人」のタイトルで上映、観客賞を受賞した。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 非建築家、美術家、映画評論、ドラァグクイーン、アーティスト
    ヴィヴィアン佐藤
    限りなく透明。監督初の長篇作品だが、香港の移ろいゆく四季と小さな人間関係の機微を... もっと見る
  • フリーライター
    藤木TDC
    香港ではゆるぎなき名優かもしれないが、私にとってA・ウォンは今も異常で凶暴な役を... もっと見る
  • 映画評論家
    真魚八重子
    「最強のふたり」の主人公二人を男女に変えてみたような設定だが、本作で二人がするの... もっと見る

ユーザーレビュー

「淪落の人」のストーリー

突然の事故で半身不随となってしまった中年男、リョン・チョンウィン(アンソニー・ウォン)。妻とは離婚、息子とも離れて暮らし、人生に何の希望も見いだせないまま、ただ日々を過ごしていた。妹のジンイン(セシリア・イップ)との関係も思うようにいかず、慰みは唯一の友人である元同僚のファイ(サム・リー)との会話と、海外の大学に通う一人息子の成長だけ。そんなある日、チョンウィンの家に、若いフィリピン人女性エヴリン(クリセル・コンサンジ)が住み込み家政婦としてやって来る。だが、広東語が話せない彼女にチョンウィンは苛立ちを隠せない。それでも片言の英語で会話をしながら、ひたむきに介護を続けるイヴリンの姿は、緩やかに彼の心をときほぐし、次第に2人は親友のような関係になっていく。やがて、チョンウィンはエヴリンが家族のためにやむを得ず写真家への道を諦めたものの、今でも心の中で夢を追い求めていることを知り、彼女の夢を叶える手助けをしようと思い始める……。

「淪落の人」の写真

「淪落の人」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「淪落の人」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 香港
製作年 2018
公開年月日 2020年2月1日
上映時間 112分
配給 武蔵野エンタテインメント
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト http://rinraku.musashino-k.jp/
コピーライト NO CEILING FILM PRODUCTION LIMITED (C) 2018

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2020年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号 REVIEW 日本映画&外国映画 「淪落の人」
2020年2月上旬号 「淪落の人」 インタビュー アンソニー・ウォン
UPCOMING 新作紹介 「淪落の人」