解説
田村正和が「子連れ狼 その小さき手に」以来、14年ぶりに映画に主演したラブストーリー。原作は携帯小説のヒットメーカーYoshiによる書き下ろしの長編「LAST LOVE」で、監督の藤田明二らスタッフ陣は田村のテレビドラマ『ニューヨーク恋物語』のチームが再結集した。ヒロインは「椿山課長の七日間」の伊東美咲。
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「ラストラブ」のストーリー
かつてニューヨークのジャズシーンで活躍し、サックスプレイヤーとして注目を集めていた阿川明(田村正和)。しかし、夢を追い続ける明の犠牲となったのは、妻の友美(高島礼子)だった。彼女がガンを発病していることに気がつかなかった明は、友美の死後はサックスを捨て、日本に帰国して友人・浅倉(片岡鶴太郎)が経営する旅行会社に勤務、ひとり娘の佐和(森迫永依)と静かな生活を送っていた。ある朝、ゴミ出しをしていた明は、清掃局員の上原結(伊東美咲)から叱責を受ける。燃えるゴミと燃えないゴミの集荷日を間違えていたのだ。憮然とする明を尻目に、結は清掃局のユニフォームを脱ぎ捨てて颯爽とその場から立ち去った。その日、急にニューヨークへの出張が決まった明は、飛行機の中で結と再会する。彼女もまた、視察の旅に向かうところだったのだ。ぎこちなく会話を交わす明と結。ニューヨークのホテルで結は、日本の婚約者からの電話で別れ話を切り出される。絶望してホテルの部屋から身を投げようとする結だが、彼女の異変に気がついた明に止められる。そして明はニューヨークの名所を案内して、結ぶを励ました。いつしか二人の間には愛が芽生え、幼い佐和も結を受け入れた。そんなある日、体調を崩した明が病院で精密検査を受けると、すでに全身が癌に蝕まれ、余命3ヶ月の生命であることを告知される。結との別れを決意した明は、ひとりニューヨークに旅立って、馴染みだったジャズクラブで再びサックスを吹く。ステージに帰ってきた明を、温かく迎え入れるジャズメンたち。そして、客席には明を追ってやってきた結の姿もあった。セントラルパークの日差しの中、明は結の膝元で眠るかのように息を引き取った。
「ラストラブ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ラストラブ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2007 |
公開年月日 | 2007年6月16日 |
上映時間 | 110分 |
製作会社 | 「ラストラブ」フィルムパートナーズ |
配給 | 松竹 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |