解説
トラブルメーカーのスーパーヒーローが、自身のアイデンティティを再発見していくまでを描くオリジナルのアクション・コメディ。「コラテラル」「大いなる陰謀」などの俳優出身であり、「キングダム/見えざる敵」のピーター・バーグが監督。「マイアミ・バイス」のマイケル・マンや主演のウィル・スミスがプロデュースし、製作総指揮には「ターミネーター3」のジョナサン・モストウも名を連ねる。嫌われ者のヒーローを演じる主演は「アイ,ロボット」「アイ・アム・レジェンド」のウィル・スミス。そしてヒロインは「モンスター」「告発のとき」のシャーリーズ・セロン。
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「ハンコック」のストーリー
ロサンゼルスで事件が起こるたびに登場するスーパーヒーロー、ハンコック(ウィル・スミス)。空を飛び、怪力で不死身の彼は、あらゆる事件を解決に導くが、そのたび過剰な暴力で器物破損してしまうのが悩みのタネ。おかげでロサンゼルス市には膨大な損失を抱え、市民たちはハンコックを「クズ!」と蔑んでいた。超人であるがゆえの孤独感から酒浸りのハンコックは、レイ(ジェイソン・ベイトマン)と知り合った。企業PRが仕事のレイは、ハンコックにイメージアップ戦略を提案する。それをハンコックが受け入れたのには、理由があった。レイの妻であるメアリー(シャーリーズ・セロン)に惹かれたからだ。過去の記憶を失ったハンコックにとって、なぜかメアリーには懐かしさがあったのだ。服役期間を経て、新たなスーパーヒーローとして甦ったハンコックは大評判。その戦略を立てたレイも注目を集めて、一躍時の人となった。そんなある日、メアリーも超人能力を持っていることにハンコックは気がつく。二人は、かつて夫婦だったのだ。お互いに接近すると能力が消滅するため、あえてメアリーはハンコックの前から姿を消して、前妻を失って途方に暮れていたレイと結婚したのだった。真実を知ったハンコックは、恨みながらもメアリーを求める。そのとき、彼の再生能力は消滅していた。凶弾に倒れ、病院に収容されるハンコック。その病院に、ハンコックによって投獄された恨みを持つギャングたちが報復に現れた。見舞いに来たメアリーは、ハンコックを救うための楯となった。死の淵をさまようメアリーを見て、ハンコックの最後の怒りが爆発した。再び超人能力を取り戻したハンコックは、ギャングたちを壊滅させる。同時に、メアリーも息を吹き返していた。レイとメアリーの幸福な家庭は復活する。そしてハンコックは、今日もどこかで正義のための闘いを続けている。
「ハンコック」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ハンコック」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2008 |
公開年月日 | 2008年8月30日 |
上映時間 | 92分 |
配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD/ドルビーSR/SDDS |
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