解説
「6才のボクが、大人になるまで。」のリチャード・リンクレイターが監督・脚本、「恋するプリテンダー」のグレン・パウエルが主演・脚本を務めたクライム・コメディ。1990年代にニセの殺し屋として70件以上も警察のおとり捜査に協力した実在の人物をモデルに描く。大学教授でありニセの殺し屋ゲイリーは、夫殺害を依頼してきた女性と恋に落ちてしまう。共演は「モービウス」のアドリア・アルホナ、『ウォーキング・デッド』シリーズのオースティン・アメリオ。第80回ヴェネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門、サンダンス映画祭2024、トロント国際映画祭などで上映。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画監督清原惟地味な大学講師が殺し屋になりきり警察の捜査に協力していくなかで、相手の好みに合わせた殺し屋に扮していくのだが、そのレパートリーの豊富さとそれぞれの人物の説得力が... もっと見る
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編集者、映画批評家高崎俊夫無類のシネフィルであるR・リンクレイターだけに冒頭の殺し屋映画のフッテージをコラージュ風に引用した下りで野村孝の「拳銃は俺のパスポート」(67)が登場した瞬間、... もっと見る
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映画批評・編集渡部幻快作。好調の波に乗ったグレン・パウエル。リンクレイターのファンは彼の近作でこの妙に面白い役者を発見したが、コンビの新作では二人で脚本を書いている。離婚経験のある... もっと見る
「ヒットマン(2023)」のストーリー
ニューオーリンズで2匹の猫と暮らすゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)は、大学で心理学と哲学を教えながら、地元警察に技術スタッフとして協力していた。ある日、おとり捜査で殺し屋になるはずの警官が職務停止となり、ゲイリーが代役を務めることに。これを機に、ゲイリーは依頼人の好みに合わせたプロの殺し屋になりきり、殺人の証拠を集めては、次々と依頼人を逮捕へと導いていった。そんな彼のもとに、夫婦生活に傷ついた女性マディソン(アドリア・アルホナ)が夫の殺害を依頼しにくる。セクシーな殺し屋ロンに扮して事情を聞いたゲイリーは、彼女を逮捕するはずが、「この金で家を出て新しい人生を手に入れろ」と見逃してしまう。
「ヒットマン(2023)」の映像
「ヒットマン(2023)」の写真
「ヒットマン(2023)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ヒットマン(2023)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2024年9月13日 |
上映時間 | 115分 |
製作会社 | Barnstorm Co.=Aggregate Films=Cinetic Media=Detour Filmproduction |
配給 | KADOKAWA |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://hit-man-movie.jp/ |
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