荒木栄の歌が聞こえる

あらきさかえのうたがきこえる
上映日
2009年3月21日

製作国
日本

制作年
2008
上映時間
95分

レーティング
不明
ジャンル
社会派

check解説

1960年に福岡の三井三池炭鉱で発生した労働争議“三井三池争議”に参加、労働者を支援する歌を作り続けた作曲家、荒木栄。その足跡を神戸在住のミュージシャンhizukiが辿るドキュメンタリー。監督は、自身も三池炭鉱で育ち、同争議を扱った作品「ひだるか」で知られる港健二郎。嘉門達夫、高石ともやなども出演。
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「荒木栄の歌が聞こえる」のストーリー

2007年、春。神戸在住のシンガーhizukiは、三井三池闘争の舞台となった大牟田市を訪れる。炭鉱で発展したこの街に生まれ、三井三池製作所で働きながら、38歳で生涯を閉じる前に70曲あまりの歌を残した荒木栄。その没後45周年を記念して、彼の作品である『地底のうた』が歌われる。hizukiは、栄の影響を大きく受けた人々を訪ねて、彼の生涯に迫る。栄の職場の後輩に当たる早瀬朝徳は、歯ブラシで爪の垢を落とす彼の几帳面さを。高校卒業直後に三池闘争に参加し、栄と一緒に多感な時代を過ごした川上洋は、“栄の本質はヒューマニズム”と語る。作曲家の大西進は、栄の音楽の特質として、大衆性、戦闘性、芸術性、革命性を挙げる。一方、沖縄民謡の大家、大工哲弘さんは、1970年代前半の沖縄返還闘争時に歌われた『沖縄を返せ』を今でも歌っている。“歌は保存していると古くなる。新たに歌い返し、日本中がまた歌の力で一つになるのを見てみたい。”と語る。栄の歌を、第一線で活躍するミュージシャンはソロで歌い、栄の歌の魅力を改めて引き出していく。それは、栄を通じて現代社会を捉えなおすという新たな試みの一つだった。そして、日本のフォーク運動の生みの親、高石ともやからは、衝撃の証言が……。

「荒木栄の歌が聞こえる」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「荒木栄の歌が聞こえる」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派
製作国 日本
製作年 2008
公開年月日 2009年3月21日
上映時間 95分
製作会社 「荒木栄の歌が聞こえる」製作委員会
配給 東京ビジネスリサーチ
レイティング 不明
アスペクト比 不明
カラー/サイズ カラー
音量 不明