おにいちゃんのハナビ

おにいちゃんのはなび
上映日
2010年9月25日

製作国
日本

制作年
2010
上映時間
119分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

白血病と闘いながら年に一度の花火に思いを託す少女とその兄の絆を、実話を基に映画化。数多くのTVドラマを演出、本作が初の劇場用長編映画となる国本雅広が監督を務める。出演は「ボックス!」の高良健吾、谷村美月、「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の宮崎美子、「BOX 袴田事件 命とは」の大杉漣など。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】おにいちゃんのハナビ

  • 【BD】おにいちゃんのハナビ

TVで観る

この作品のレビュー

ユーザーレビュー

  • ミャーノフ大佐

    そう、話の筋は見えているんだよなあ。よくあるあるのストーリーだし。(実際の話だそうですが。〕映画の作り方もそんなに上手くないし。だけど、こういう映画、弱いんだよなあ。下手くそな映画なのになあ。
    主演の谷村美月は「カナリア」で子役ながらいい存在感出していて、それ以来、彼女の出演作は気にかけている。テレビドラマ「深夜食堂」でも時々出ていたよね。この映画では彼女も苦労したでしょう。病気にめげずいつも元気な演技で、もっと内面複雑な人物像を演じたかったのでは?こういう映画で一番合っているのは宮崎美子かな。大杉漣はバイプレイヤーだからどんな役でも監督の要望に応えるかな。剛力彩芽は全然気がつきませんでした。
    この映画、谷村美月のおかげで70点。少しは高良健吾も貢献しているかな。それと私がこの手に弱いこと。

「おにいちゃんのハナビ」のストーリー

白血病を患った華(谷村美月)の療養のため、5年前、須藤一家は東京から新潟県小千谷市片貝町に引っ越してきた。9月9日。毎年、世界一の花火が打ち上げられる“片貝まつり”の日、半年間の入院生活を終えた高校生の華は、19歳の兄・太郎(高良健吾)が自室に引きこもっていることを知る。その夜、来年の自分たちの花火を盛り上げようと気勢をあげる成人会に遭遇した華は、太郎を成人会に参加させようと決意する。乱暴なまでの勢いで家から連れ出した太郎を成人会の集会所に連れていく華だったが、地元育ちでない太郎は入会を断られてしまう。しかし、妹の健気な後押しに勇気付けられた太郎は、新聞配達のアルバイトを始め、新しい生活をスタートさせるのだった。冬も近づいたある日、華の白血病が再発、再び入院生活が始まるが、容態は前回よりも確実に悪化していた。華は、片貝に引っ越してきた5年前、家族4人で見た花火への思いを太郎に告げる。太郎はそんな華の思いを知り、苦労しながらもなんとか成人会への参加を認めてもらう。だが、華の容態はさらに悪化、太郎と母・登茂子(宮崎美子)、父・那昌(大杉漣)は病院に駆けつけるが、家族の思いは届かず、華は帰らぬ人となってしまう……。華の死後、太郎は成人会を辞め、華のために一人で花火をあげるべくアルバイトを増やし、煙火工場の工場長に頼み込んで花火作りを始める。そして9月9日。様々な思いの込められた花火がメッセージの読み上げと共に打ち上がり、メインイベントである成人会の花火で祭りは最高潮に達する。太郎の花火が打ち上がり、赤一色に空が染まった。ひとつふたつと散り逝く花火。最後の火の粉が消えるまで、両親と寄り添いながら太郎はただただ空を見上げているのだった。

「おにいちゃんのハナビ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「おにいちゃんのハナビ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010年9月25日
上映時間 119分
製作会社 「おにいちゃんのハナビ」製作委員会(ミコット・エンド・バサラ=ケイファクトリー=バンダイビジュアル=ポニーキャニオン=アプレ=ホリ・エージェンシー=ビーグル)(制作プロダクション エネット)
配給 ゴー・シネマ
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 ドルビーSR

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2011年3月上旬号 DVDがおもしろい! DVDコレクション No.495 「おにいちゃんのハナビ」
2010年10月下旬号 評論家発映画批評 「おにいちゃんのハナビ」

今日は映画何の日?

注目記事