カウントダウンZERO
かうんとだうんぜろ COUNTDOWN TO ZERO- 上映日
- 2011年9月1日
- 製作国
- アメリカ
- 制作年
- 2010
- 上映時間
- 89分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- 社会派
解説
核の脅威を警告し、核兵器廃絶へ向けての意識を目覚めさせるドキュメンタリー。各国首脳や専門家などの証言と衝撃の映像により、恐るべき真実が明かされる。製作は、アカデミー賞受賞映画「不都合な真実」プロデューサーのローレンス・ベンダー。監督は、「ブラインドサイト~小さな登山者たち~」のルーシー・ウォーカー。2011年4月16日公開だったが東日本関東大震災の影響で公開延期。
ユーザーレビュー
「カウントダウンZERO」のストーリー
本作は様々な証言や映像で、我々が直面している核の恐怖を示していく。元CIA秘密工作員らは、アルカイダが核兵器を入手しようとしている事実、そして核テロの威力について語る。また、核兵器の材料となる高濃縮ウランの密輸の実態も明らかにされる。さらに1961年に起こった事故についても証言される。戦闘機が空中分解し2つの核爆弾が落下したが、1つはパラシュートが正常に機能し、もう1つはパラシュートが開かず、6つある安全装置のうち5つが故障していたが、辛うじて爆発を免れたというものである。また、即時警戒態勢にしているミサイルに起こる事故の可能性なども、専門家らの証言により明らかになる。一方、物理学者たちは、核兵器は核物質のなかで最もシンプルな形態をしており、グレープフルーツくらいの大きさの高濃縮ウランを入手すれば、テロリストでも核兵器を作ることができると指摘する。1990年代初めのロシア海軍基地で、驚くべき事件が起こる。その基地のどこに高濃縮ウランが保管されているかを知った民間人が、誰にも見つからず基地に侵入し、高濃縮ウランを保管している建物の南京錠を外したというのだ。ジミー・カーター元米国大統領やミハイル・ゴルバチョフ元ソビエト連邦共産党書記長らが、数分で核兵器を発射できるという実情を語る一方で、F.W.デクラーク元南アフリカ大統領らによる、核兵器廃絶に向けた取り組みを紹介する。
「カウントダウンZERO」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「カウントダウンZERO」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2010 |
公開年月日 | 2011年9月1日 |
上映時間 | 89分 |
製作会社 | Lawrence Bender Productions=Participant Media |
配給 | パラマウント ピクチャーズ ジャパン |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
公式サイト | http://www.to-zero.jp/ |
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