解説
イスラエルとパレスチナの境界に実在する車泥棒の街を舞台に、盗まれたスバル車を巡る人々の姿を描くヒューマン・ドラマ。監督は、新人・小川和也。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011審査員特別賞、シネガーアワード受賞、第27回トリノ国際映画祭招待、第2回フランス芸術文化国際映画祭ノミネート。
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【DVD】ピンク・スバル
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「Pink SUBARU ピンク・スバル」のストーリー
パレスチナとの境界線沿いに位置するイスラエルの街タイベ。アラブ人のズベイル(アクラム・テラーウィ)は数年前に妻を亡くし、妹のアイシャ(ラナ・ズレイク)と2人の子供と実直に暮らしてきた。そんなズベイルが望むものは、妹の幸せな結婚と、20年間貯めたお金で憧れのメタリック・ブラックのスバル車を購入することだった。結婚式が近づき、妹をマイカーで結婚式場まで運ぶ姿を思い描きながら、ズベイルはスバル・レガシィの新車を手に入れる。納車の日、ズベイルは近隣の人々とお祭り騒ぎで最高の一夜を過ごす。しかし翌朝、スバルは跡形もなく姿を消していた。ズベイルの夢に、スバルの幻影“ミス・レガシィ”が現われ、自分は連れ去られてしまったと訴える。ズベイルの悲嘆に暮れる姿を見たアイシャも、とても彼を置いて結婚する気にはなれなかった。ズベイルは家族の幸せを取り戻すために、盗まれたスバルを見つけ出し、奪還することを心に決める。車泥棒は盗難車を、境界線を越えた解体工場に運ぶ。そうなれば、バラバラにされてしまうのは時間の問題だった。急を要するズベイルは、手広く自動車泥棒をやって稼ぎまくり、豪邸に住んでいる大泥棒アデルに助けを求める。盗難車の流通を知り尽くしているアデルに頼れば、スバルはすぐ見つかるはずだったが……。
「Pink SUBARU ピンク・スバル」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「Pink SUBARU ピンク・スバル」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | イタリア 日本 |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2011年4月16日 |
上映時間 | 98分 |
製作会社 | コンパクトフィルム=レボリューション |
配給 | レボリューション=アップリンク |
アスペクト比 | 不明 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 不明 |
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