チェルノブイリ・ハート

ちぇるのぶいりはーと CHERNOBYL HEART
上映日
2011年8月13日

製作国
アメリカ

制作年
2003
上映時間
61分

レーティング
一般映画
ジャンル
社会派

check解説

1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故から16年後の2002年製作のドキュメンタリー。2003年第76回アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞後、2006年にさらなる追加撮影を敢行し、被爆被害の実態に迫る。監督は、エミー賞2回など多くの受賞経験のあるドキュメンタリー作家マリアン・デレオ。
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ユーザーレビュー

「チェルノブイリ・ハート」のストーリー

チェルノブイリ・ハートとは、“穴のあいた心臓”、“生まれつき重度の疾患を持つ子供”の意味である。ベラルーシでは現在でも、新生児の85%が何らかの障害を持っている。1986年4月26日、旧ソビエト連邦(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉が爆発事故を起こし、放射性降下物はウクライナ、ベラルーシ、ロシアを汚染した。2002年、ベラルーシ共和国。原発から半径30キロ以内の居住は禁止されている。さらに北東350キロ以内に、局所的な高濃度汚染地域“ホット・ゾーン”が約100ヶ所も点在している。ホット・ゾーンでの農業や畜産業は、全面的に禁止されている。そんななか、ホット・ゾーンの村に住み続ける住民、放射線治療の現場、小児病棟、乳児院の実態に迫る。さらに4年後、事故から20年が経った2006年、事故があってから初めて故郷を訪れた1人の青年は、廃墟となったアパートへ向かう。爆心から3キロの強制退去地域は、1986年で時間が止まっていた。青年は1986年のカレンダーを見つめて、近親者の10人がガンで死んだこと、自分もそうやって死ぬ確信があることを語る。その1年後、青年は27歳の生涯を閉じた。

「チェルノブイリ・ハート」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「チェルノブイリ・ハート」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派
製作国 アメリカ
製作年 2003
公開年月日 2011年8月13日
上映時間 61分
製作会社 Downtown TV Productions
配給 ゴー・シネマ
レイティング 一般映画
アスペクト比 不明
カラー/サイズ カラー
音量 不明

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