解説
メジャーリーグの弱小球団アスレチックスを、独自の“マネーボール理論”で強豪に作り替えたビリー・ビーンの実話に基づくベストセラー書を映画化。球界の常識を打ち破った型破りな男の奮闘を描く。主演は「ツリー・オブ・ライフ」のブラッド・ピット。監督は「カポーティ」でアカデミー監督賞にノミネートされたベネット・ミラー。
映画館で観る
配信で観る
-
Amazon Prime Video30日間無料
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
「マネーボール」のストーリー
メジャー経験のあるプロ野球選手から球団のフロントに転身するという珍しいキャリアを持つビリー・ビーン(ブラッド・ピット)。風変わりで短気なその性格は、若くしてアスレチックスのゼネラルマネージャーになってからも変わらなかった。自分のチームの試合も観なければ、腹が立つと人や物に当り散らすという、癖のあるマネジメントを強行。そんな変わりダネが経営するアスレチックスは弱かった。しかも、貧乏球団のため、優秀で年俸の高い選手は雇えない。チームの低迷は永遠かと思われ、ワールド・チャンピオンの夢はほど遠かった。だが、野球経験はないものの、データ分析が得意なピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)という球界の異分子と出会ったことで、風向きが変わり始める。ビリーは後に“マネーボール理論”と呼ばれる“低予算でいかに強いチームを作り上げるか”という独自の理論を実践。だがそれは同時に、野球界の伝統を重んじる古株のスカウトマンだけでなく、選手やアート・ハウ監督(フィリップ・シーモア・ホフマン)らの反発を生み、チーム状況が悪化。それでも強引に独自のマネジメントを進めてゆく。その揺るぎない信念は、徐々にチームに勝利をもたらし、誰も想像しなかった奇跡が……。球界はビリーの手腕を認め、周囲からの信頼も次第に回復。そしてある日とんでもないオファーが飛び込んでくる。しかし、そこで重大なことに気づいたビリーは、意外な行動に出る……。
「マネーボール」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「マネーボール」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2012年3月上旬号 | MOVIE at HOME お家でDVD & Blu-Layを DVDコレクション 「マネーボール」 |
2011年11月下旬号 |
「マネーボール」 作品評 悪びれない半端者と後味のよさ 「マネーボール」 インタビュー ブラッド・ピット ビリー・ビーンのソクラテス的思考法に惹かれて 「マネーボール」 インタビュー ベネット・ミラー監督 ドキュメンタリー監督のファクトを追求する姿勢 REVIEW 日本映画&外国映画 公開作24作品、72本の批評 「マネーボール」 |