解説
リリアーナ・カヴァーニの名作「愛の嵐」にオマージュを捧げた、高樹澪主演のセンセーショナル官能作。燃え上がる女の憎悪と、男の情念がやがて倒錯の愛欲へと駆り立てていく。小沼勝監督独自の美的感覚で、女と男の究極の愛の姿を鮮烈に描写している。
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ユーザーレビュー
「蕾のルチア」のストーリー
鮮やかな原色の灯の海を漂い流れる一台のタクシー。黒髪のもの静かな一人の女性(高樹澪)が、その車に乗り込んで来た。流れゆく街並みを見つめる彼女の顔がバック・ミラーに映った時、タクシー・ドライバー(佐藤B作)の表情が凍りついた。「ルチアに違いない…」ルチア、それはかつて彼が過激派の一員だった頃、部屋に連れ込んだストリッパーであった。爆弾製造の現場を見られた彼は、彼女に猿ぐつわを噛ませ、手足を縛り、監禁していたのだ。太腿に真っ赤なバラの蕾の刺青があるその“女”は、確かにあの無差別テロで死んだはずだった…。それが何故? 運命が十年の時を越え、二人を引き合わせたのか? 燃え上がる“女”の憎悪と“男”の情念。やがてそれは、二人を倒錯の愛欲へと駆り立てるのであった…。
「蕾のルチア」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「蕾のルチア」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー エロス |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1992 |
上映時間 | 83分 |
製作会社 | にっかつ/にっかつビデオ |
配給 | ジェネオン エンタテインメント |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |