この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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himawari
この夏、親を看取ったばかりで、喪失感の中、人はどのように、近い人の死に向き合っているのだろう、そんな中出会った映画でした。
人の数だけ人生があって、人生の最期もそれぞれだけれど、画面に広がる登場人物の笑顔が私を癒してくれました。
余命宣告を受けた3人の人生を画面に追いかけながら、あたたかい気持ちがあふれてきました。
森山良子さんの美しい曲のエンディング、館内が明るくなるまで誰1人立ち上がることなく、観客の皆さん皆同じ想いで映画を見終わったと思います。
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みたに
「死」をテーマにしたヒューマンドラマですが、とても温かく愛に溢れた作品です。165分がこんなに短く感じたのは初めてというくらい、物語に夢中になりあっという間に終わってしまいました。
ドキュメンタリーを観ているようで自然と登場人物に感情移入してしまい、終始泣き通しでした。
自分がどのように死を迎えたいのか、はつまり自分がどう生きたいのか?に繋がるのだろうと思いました。迷いながら生きていく、でも最期は温かい場所でその日を迎えたい。そう思いました。
どのように死を迎えるか、何処で死を迎えるかも非常に重要だと思います。
医療現場で働く方のお話を聞いていると、どうしても悲しい寂しい死を迎えられる方がいます。
本作品はとても温かく愛に溢れた作品ですが、今の医療現場に対する疑問を投げかけている一面もあるのかなと感じました。
ほほえみの里のような場所がもっともっと地域に根付いて広がって欲しいと強く思いました。
たくさんの方に観ていただきたいです!
幸せな気持ちが鑑賞後もずっと続いています。何度でも観たい作品でした。 -
かえで
それぞれの人生ストーリーがあると思いますが
生命の誕生からその命が終わりを迎えるまで
どんな形であったとしても
そこには愛が存在していること、
生命は愛を求めていること、
愛はどこにもいかず確かにここにある
ということを深く感じた作品でした。
そして愛は自分自身が満たされて
溢れ出たものが他の生命に伝わるもの。
まずは自分を愛で満たそう。
そして他の方々も愛で包んでいこう。
そういった愛が広がっていく作品だなと感じました。
世界の隅々にまで広がってほしいです。
素敵な作品を生み出してくださり
愛を届けてくださり
ありがとうございました。
「ぬくもりの内側」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ぬくもりの内側」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2023年11月17日 |
上映時間 | 165分 |
製作会社 | FEEL PICTURES(制作:ISSEY FILMS『ぬくもりの内側』製作委員会/制作幹事:一般社団法人アジア国際交流支援機構) |
配給 | FEEL PICTURES |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | https://www.isseyfilms.com/film/film1/ |