解説
あと2週間の命と告げられ、何とか殉職して息子に保険を残そうと危険な任務に挑むが、ちっとも死ねない定年間近の刑事のズッコケ奮闘ぶりを描いたハートウォーミング・ストーリー。エグゼクティブ・プロデューサーはジョー・ワイザンとミッキー・ポロフスキー。製作はトッド・ブラック、監督はジョン・バダムの助監督出身でこれがデビューのグレッグ・チャンピオン、脚本はジョン・ブルメンタールとマイケル・ベリーの共同、撮影はジョン・J・コナー、音楽はアイラ・ニューボーンが担当。出演はダブニー・コールマン、マット・フリューアーほか。
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「天国に行けないパパ」のストーリー
うだつの上がらないままあと1週間で定年を迎えようとしている刑事バート・シンプソン(ダブニー・コールマン)の夢といったら1人息子のダギーをハーバード大学に行かせることぐらい。そんな彼に突然不治の病であと2週間の命だとの宣告が下ったからさあ大変。殉職して愛する息子に学資として保険金を残そうと、一変して犯罪多発地帯の勤務を志願、防弾チョッキもつけずに現場に乗り込む命知らずのスーパー・コップに変身した。仰天したのは相棒のアーニー(マット・フリューワー)だが、バートは殉職どころか次々と悪を粉砕して街のヒーローにまつり上げられてしまう。そんな中バートは別れた妻のキャロリン(テリー・ガー)に会い、それまでの誤解を解いて愛を取り戻すが、もはや時間は残されていない。彼は武器商人カール・スターク(ザンダー・バークレイ)のアジトに単身向かうが、その頃相棒のアーニーは病院でバートに対する死の宣告が誤診であることを知ってあわててその後を追う。バートとアーニーは協力してスタークを逮捕し、表彰される。そして死の心配のなくなったバートはキャロリンとダギーと共にもとの幸福な生活に戻ってゆく。
「天国に行けないパパ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「天国に行けないパパ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1990 |
公開年月日 | 1991年3月23日 |
製作会社 | グラデン・エンタテインメント作品 |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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