初恋ハリイ

はつこいはりい
製作国
アメリカ

制作年
1927
レーティング
ジャンル
コメディ ラブロマンス

check解説

「初陣ハリー」「当たりっ子ハリー」に続いて製作されたハリー・ラングドン氏第三回主演喜劇で、アーサー・リップリー氏が執筆した物語をロバート・エディー氏が脚色し「当たりっ子ハリー」と同じくフランク・カプロ氏が監督した。相手役も「当たりっ子ハリー」と同じくブリシラ・ボナー嬢が勤め、アルマ・ベネット嬢、グラデイス・ブロツクウエル嬢、ベティー・フランシスコ嬢等が共演している。
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「初恋ハリイ」のストーリー

ハリー・シエルビーはようやく大人になった。そしてお母さんにねだって膝までの短いパンツを脱ぎ捨て長いズボンをはくことが出来ので誰が見ても大人だと大喜びだった。ハリーは自分はドン・ファン第二世になるような夢想を抱いていて、何か大きなことを立派にやる遂げるに相違ないと考えていた。彼は町中の人に自分が大人になったことを見せて歩きたかったので自転車に乗って出掛けた。そしてその筋のお尋ね者の女賊で「お姫さま」と呼ばれているビービー・ブレーアという女が自動車に乗って行くのにハリーは並んで走りながら彼女にほれてしまった。ビービーはおもしろ半分に彼をからかったのを彼女も自分を恋しているとしんじたハリーは許婚者のブリシラのことも打忘れてビービーを慕って都に出た。悪事が露顕して捕らえられ獄舎につながれていた女賊ビービーが脱獄した所へ、彼女を探しに来たハリーは来合わせて、色々の冒険に遭遇した。ハリーはビービーと一緒にいるのが空恐ろしくなって来た。そしてあるカフェでビービーは1人の踊り子と争った揚げ句、1人の男と銃火を交えて2人共に死んでしまった。その場に居合わせたためにハリーは容疑者として一日投獄されたが、やがて疑い晴れて放免されると懐かしい田舎へ帰った、その処には純なブリシラがハリーの父母と共に彼の無事を祈っていた。

「初恋ハリイ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「初恋ハリイ」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ ラブロマンス
製作国 アメリカ
製作年 1927
製作会社 ファースト・ナショナル映画
配給 ファースト・ナショナル支社
レイティング