解説
第65回アカデミー賞作品賞・監督賞ほか2賞を受賞したクリント・イーストウッドの傑作西部劇を、「悪人」「フラガール」李相日がリメイク。1880年のアメリカ西部から、明治新政府のもと開拓が進められている同年の北海道に舞台を移し、幕府軍時代には恐れられたものの愛しい人と出会ったのを契機に刀を置いた男が、他の者のために再び刀を手にする。「インセプション」「硫黄島からの手紙」の渡辺謙を筆頭に、「アントキノイノチ」の柄本明、「誰も知らない」の柳楽優弥、「ペタル ダンス」の忽那汐里、「アウトレイジ」の國村隼、「草原の椅子」の佐藤浩市ら実力派俳優が集結。「レッドクリフ」シリーズを手がけた岩代太郎の音楽が作品を彩る。
ユーザーレビュー
「許されざる者(2013)」のストーリー
明治13年。開拓が進められている北海道に、かつて人斬り十兵衛との異名を持ち恐れられていた幕府軍残党・釜田十兵衛(渡辺謙)がいた。十兵衛は愛する女性と出会ってから刀をしまい、子どもをもうけた。幸せも束の間、妻は早世し、男は幼い子どもを抱えて貧しく厳しい生活をしていた。そこへ、かつての仲間がやってくる。そして、無残にも切りつけられた女郎のこと、街を牛耳る暴力的な支配者がその事件に関して深追いさせないこと、女郎は支配者に逆らい仲間たちとともに賞金を作り敵を討ってほしいと懇願していることを話す。十兵衛は自分のためではなく他の者のために、あらゆる覚悟を背負い、再び刀を手にするという苦渋の決断をする……。
「許されざる者(2013)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「許されざる者(2013)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ アクション |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2013 |
公開年月日 | 2013年9月13日 |
上映時間 | 135分 |
製作会社 | ワーナー・ブラザース映画(制作プロダクション 日活=オフィス・シロウズ) |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | http://wwws.warnerbros.co.jp/yurusarezaru/ |
コピーライト | (C)2013 Warner Entertainment Japan Inc. |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2013年10月上旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「許されざる者」 |
2013年9月下旬号 |
UPCOMING 新作紹介 「許されざる者」 「許されざる者」 インタビュー 李相日(監督・アダプテーション脚本) 「許されざる者」 主要キャストが現場を語る 欲深き監督、李相日 「許されざる者」 作品評 |
2013年2月上旬号 | 撮影現場ルポ 「許されざる者」 |
2012年10月下旬号 | 日本映画 NEWS SCOPE CRANK IN, CRANK UP |