オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
おんりーらばーずれふとあらいぶ Only Lovers Left Alive
解説
アメリカ・インディーズ映画界の巨匠ジム・ジャームッシュ監督が手掛けたヴァンパイア映画。何世紀もの間生きながらえてきたヴァンパイアの恋人たちの退廃的な生活を、現代社会に対するアンチテーゼとして描く。出演は「アベンジャーズ」(12)のトム・ヒドルストン、「スノーピアサー」のティルダ・スウィントン。
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「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」のストーリー
ミシガン州デトロイト。寂れたアパートでひっそり暮らすアダム(トム・ヒドルストン)は、何世紀も生き続ける吸血鬼。今ではその正体を隠し、アンダーグラウンド・シーンでカリスマ的な人気を誇る伝説のミュージシャンとして活動していた。起きて行動するのは夜間だけ。必要な物の多くはイアン(アントン・イェルチン)という男に調達を依頼。時折、素顔を隠して医師ワトソンの病院を訪れ、密かに血液を入手していた。そんな彼の元にある夜、モロッコのタンジールに滞在していた吸血鬼の恋人イヴ(ティルダ・スウィントン)がやってくる。久々に再会した2人は、アダムのアパートで愛を交わし、音楽や人間たちの犯した歴史上の蛮行について語り合う。少し眠った後、車に乗って夜の散歩へ。パッカード工場跡の廃墟、ジャック・ホワイトの生家、元ミシガン劇場の跡地……。かつて自動車産業で栄えた都市も、今では貧困率の上昇と人口減少によって荒廃が進んでいた。やがて会話の中に、歴史上では16世紀末に死んだとされる異端の作家クリストファー・マーロウ(ジョン・ハート)の名前が上る。その男は今、“キット”という名でタンジールに身を潜めていた。そんなある日、ロサンゼルスからイヴの妹エヴァ(ミア・ワシコウスカ)が2人を訪ねてくる。87年前にパリで起きた“ある一件”が原因で、アダムはエヴァに怒りを抱いていたが、彼女はそのまま居座ってしまう。それから間もなく、エヴァがイアンの血を吸う事件が起きる。妹を庇っていたイヴも“なんてことを!今は21世紀なのよ”と激昂し、彼女を追い出す。イアンの死体を始末したアダムとイヴはタンジールへ向かい、血液を求めて“カフェ千夜一夜”を訪れる。だがそこでは、汚染された血を飲んだマーロウが死の床にあった。血液を手に入れる術を失い、衰弱してゆくアダムとイヴ。もはやこの世では、高潔な吸血鬼たちは滅びるしかないのか……?
「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス ホラー |
製作国 | アメリカ イギリス ドイツ |
製作年 | 2013 |
公開年月日 | 2013年12月20日 |
上映時間 | 123分 |
製作会社 | Recorded Picture Company=Pandora Filmproduktion=Snow Wolf Produktion |
配給 | ロングライド |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
コピーライト | (C)2013 Wrongway Inc., Recorded Picture Company Ltd., Pandora Film, Le Pacte &Faliro House Productions Ltd. All Rights Reserved. |
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