解説
ルー・ウォレス将軍のベスト・セラー小説をカール・タンバークが脚色したスペクタクル・ドラマ。監督は「大いなる西部」のウィリアム・ワイラー、撮影はロバート・サーティース、音楽をミクロス・ローザが担当。出演は「メリーディア号の難破」のチャールトン・ヘストン、「大都会の女たち」のスティーブン・ボイド、ほかに、ジャック・ホーキンス、ハイヤ・ハラリート、サム・ジャッフェ、マーサ・スコットら。
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この作品のレビュー
「ベン・ハー(1959)」のストーリー
西暦1世紀の初め、ユダヤがローマ帝国の支配下にあった頃の話。ユダヤの都エルサレムにローマ駐屯軍の新将校が着任した。メッセラ(スティーブン・ボイド)である。彼はこの地の豪族の息子ベン・ハー(チャールトン・ヘストン)と幼な友達だった。しかし、メッセラは立身出世主義者となっており、ベン・ハーと今は相いれなかった。ある事件からベン・ハーの一家がローマへの反逆罪に問われた時、メッセラは無罪の口添えをこわれたが、拒否した。ために、ベン・ハーの母と妹は地下牢に入れられ、ベン・ハー自身は奴隷としてローマ軍船へ送られた。途中、砂漠で渇に倒れようとした時、飲み水を恵んでくれた人があった。ベン・ハーはこの人を忘れなかった。ローマ艦隊が海賊船団と戦った際、ベン・ハーは司令官アリアスの命を救った。彼はその養子に迎えられたが、ユダヤの地に帰った。そこでハー家の財宝を守っていたサイモニデスとその娘エスター(ハイヤ・ハラリート)にめぐり合った。エスターは、ライの谷へ送られていくベン・ハーの母と妹に出会っていたが、彼女らの願いで2人は地下牢で死んだと告げた。ベン・ハーは2人の仇を討つことを誓い、大戦車競争に出場し、メッセラを破った。重傷を負ったメッセラは母と妹はライの谷にいるとベン・ハーに言った。早速彼は母と妹を迎えた。途中、十字架を負って刑場に向かうキリストを見送った。砂漠で水を恵んでくれた人だ。今度はバン・ハーが1杯の水を捧げた。その行列を見守った母と妹は、病いが奇蹟的にいえた。
「ベン・ハー(1959)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ベン・ハー(1959)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1959 |
公開年月日 | 1960年4月1日 |
上映時間 | 212分 |
製作会社 | MGM映画 |
配給 | MGM |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | ウルトラ・パナビジョン70(1:2.76) |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 6chステレオ |
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