解説
この作品のレビュー
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ミャーノフ大佐
allcinemaの解説で「体調万全の時に鑑賞する事をお薦めする」と言う注意書きを、見終わった後で見てしまった。観る前に読めば良かった。昼飯後に観たので、もう途中から睡魔が襲って何度戻してみたことか。だから本当は評価なんかしてはいけないんだけど。
元々はテレビドラマ用に作られた作品だったんだ。だけど監督がフォルカー・シュレンドルフなので当然期待するよね。あの「ブリキの太鼓」のシュレンドルフだよ。
映画は完全にスタジオで撮っている、もっといえば舞台で撮っているかも、と思わせる。完全に書き割りとセットと判る大道具の中で進行していく。原作は皆さん御存じアーサー・ミラーの有名な戯曲で、脚本もアーサー・ミラーとなっている。映画の内容は、さすがアーサー・ミラー、シェークスピアのオセロよりはずっと考えさせる内容だ。
アメリカの労働者というのがいかにギリギリで生活していることか、そして勝ち組と負け組がハッキリしていて、その格差がいかに大きいかを思い知らせてくれる。アーサー・ミラーはアメリカ社会の矛盾を一介のセールスマンを通して思い知らせてくれる。
主演がダスティン・ホフマン、脇にチャールズ・ダーニング、ジョン・マルコヴィッチが出ているが、息子2人、妻を演じた役者は寡聞にして知らない。
ダスティン・ホフマンの演技が評価されるべきなのだろうが、なんであんなに大声を上げて演技しなければいけなかったのか。テレビ映画でありながら舞台劇感を出すためにあんなオーバーな演技をしたのだろうか。もちろんダスティン・ホフマンが映画向けの演技を知らないわけがない。演出によるものなのだろうが、映画として見始めたのであのオーバーな演技が鼻についてしまった。
後は、オールセットなので動きが少なく、体調もあり途中から眠くなってしまった。
次回観る機会があれば、allcinemaのいうとおり体調を万全にして観賞します。
「セールスマンの死(1985)」のストーリー
「セールスマンの死(1985)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「セールスマンの死(1985)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1985 |
上映時間 | 136分 |
製作会社 | Roxbury Productions, Punch Productions |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 4:3 |
音量 | モノラル |