解説
伝説の怪物・鵺に翻弄される男女の愛憎と、鵺を捕獲しようとするUMAハンターたちの戦いを描くSF映画。監督・脚本は、「モスリン橋の、袂に潜む」の羽野暢。出演は、「アンを探して」の石橋穂乃香、「ウルヴァリン:SAMURAI」の山村憲之介、「ボディ・ジャック」の柴田光太郎、「朱花の月」の大島葉子。
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「THE HYBRID 鵺の仔」のストーリー
OLのチアキ(石橋穂乃香)は、母ヨシコ(黒沢あすか)が古い温泉宿を経営する故郷の温泉郷・鵺ヶ淵へ、親友の記者・マイ(藍田舞)を連れて向かっていた。チアキは、12年前、ヨシコに想いを寄せる男、澤津久森(柴田光太郎)によって父親が殺された過去をマイに秘密にしていた。同じ頃、未確認生物UMAを専門に扱う三流誌の編集長・京極(山村憲之介)とその部下が、へんぴな山奥にある洋館に巨大な柩を運び入れていた。柩の中には、経文により生きたまま眠らされた異形の化物がいた。京極には、怪物を捕獲し、ボスであるマダム(大島葉子)に献上するUMAハンターというもう一つの顔があった。新鮮な怪物を食べ続けることで若さを保つマダムのために、般若心経に身を包み、源頼政が使用したといわれる弓でUMAを狩って差し出してきたのだ。マダムは、古事記にも登場する日本古来のUMAで、顔は猿で体は狸、手足が虎で尻尾は蛇という化物・鵺を欲していた。鵺ケ淵は、鵺の血を引く人間が生存していると言われる秘境だった。鵺ケ淵ではヨシコが、模範囚として仮出所した澤津久森を待っていた。この澤津久森こそ、鵺と人間の血を受け継ぐハイブリッドであった。怪物の血を引く人間は繁殖期に怪物の姿に戻るため、鵺の繁殖期である月食の晩に狙いを定め、京極は部下たちとともに鵺ケ淵を目指す。やがて月食が訪れたとき、人々の想いの交錯する戦いが幕を開ける……。
「THE HYBRID 鵺の仔」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「THE HYBRID 鵺の仔」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2015年7月25日 |
上映時間 | 83分 |
製作会社 | (企画・製作 CSI:TOKYO=ベンテンエンタテインメント)(製作協力 CSI:TOKYO/ケンズファミリー)(製作プロダクション べんてんムービー) |
配給 | べんてんムービー(配給協力 NCP) |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://www.benten.org/nue/index.htm |
コピーライト | (C)2015「THE HYBRID 鵺の仔」製作委員会 |
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