ぼくのおじさん

ぼくのおじさん
上映日
2016年11月3日

製作国
日本

制作年
2016
上映時間
110分

レーティング
一般映画
ジャンル
コメディ ドラマ

check解説

北杜夫の同名小説を山下敦弘監督が映画化。自分のまわりにいる大人についてという作文の宿題を課せられた小学生の雪男。いつも万年床でマンガを読み、屁理屈ばかりこねている居候のおじさんをテーマに作文を書き始めるが、そのおじさんに見合い話が持ち上がる。出演は「モヒカン故郷に帰る」の松田龍平、「海よりもまだ深く」の真木よう子、「Miss ZOMBIE」の大西利空、「シェル・コレクター」の寺島しのぶ、「エイプリルフールズ」の戸次重幸、戸田恵梨香、「バクマン。」の宮藤官九郎、「海街diary」のキムラ緑子。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 評論家
    上野昻志
    やっぱり、この役は松田龍平以外にないと納得する。怠け者で屁理屈を捏ねる“インテリぼんくら”というキャラは、下手にやると嫌味になる危うさが... もっと見る
  • 映画評論家
    上島春彦
    松田龍平の「おじさん」演技もその兄一家も良いのに、ハワイに行ったら物語が散漫というかありがちな線に落ち着いてしまい、星を減らした。続篇で「ぼく」の担任女教師戸田... もっと見る
  • 映画評論家
    モルモット吉田
    「もらとりあむタマ子」は計算されたゆるさが魅力だったが、今回は最初から脚本や演出までゆるくなっているのではないか。毒気のない予定調和と女優陣の大仰な演技に2時間... もっと見る

「ぼくのおじさん」のストーリー

担任のみのり先生(戸田恵梨香)から、学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。作文のテーマは「自分のまわりにいる大人について」だったが、公務員の父(宮藤官九郎)と専業主婦の母(寺島しのぶ)では面白いものが書けそうにない。居候している雪男のおじさん(松田龍平)は大学の臨時講師。哲学を週に一コマ教えているだけで、いつも万年床でゴロゴロしてマンガばかり読んでいる。飼っているネコのニャムよりも働かず、おまけに超貧乏でケチ、ドジで運動神経もゼロ。いつもくだらないイタズラをして、反省するどころか屁理屈ばかりこねている。時には雪男をダシに雪男の母親から小遣いをもらうこともある大人だ。雪男は、そんなおじさんを題材に『ぼくのおじさん』という作文を書くことにする。ある日、おじさんに見合い話が持ち上がる。苦手な智子おばさん(キムラ緑子)からの紹介で乗り気でないおじさんだったが、目の前に現れたのはハワイの日系四世で絶世の美女・稲葉エリー(真木よう子)。雪男の心配をよそにおじさんはエリーに一目惚れ。ところが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイへ帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗で落ち込むばかり。だがある日、奇跡が訪れ、おじさんと雪男はエリーを追いかけてハワイへと向かう。しかしそこになぜか和菓子屋の御曹司・青木(戸次重幸)がやって来る……。

「ぼくのおじさん」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ぼくのおじさん」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ ドラマ
製作国 日本
製作年 2016
公開年月日 2016年11月3日
上映時間 110分
製作会社 「ぼくのおじさん」製作委員会(製作プロダクション 東映東京撮影所=マッチポイント)
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト http://www.bokuno-ojisan.jp/
コピーライト (C)1972北杜夫/新潮社 (C)2016「ぼくのおじさん」製作委員会

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