解説
小松菜奈と松田龍平がダブル主演を務める“彷徨える魂”の物語。佐渡島の清掃員キイが施設内で倒れている女を発見し、家へ連れて帰る。記憶を失っていた女はミドリと名付けられ、そこで働き始める。ミドリはアオという男と出会うが、彼もまた過去の記憶を無くしていた。共演は「後妻業の女」の大竹しのぶ、「メンドウな人々」の片岡千之助。佐渡島に眠る“無宿人”の墓からインスピレーションを得た、「ブルー・ウインド・ブローズ」の富名哲也が監督・脚本・編集を務めた。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「わたくしどもは。」のストーリー
佐渡島のとある施設内で倒れている女(小松菜奈)が目を覚ます。鉱山で清掃の仕事をするキイ(大竹しのぶ)は彼女を発見し、家へ連れて帰る。名前も過去も覚えていないその女は、キイと暮らす少女たちにミドリと名付けられる。そして館長(田中泯)の許可を貰い、ミドリも清掃の職を得る。そんななか、ミドリは猫の気配に導かれ、構内で暮らす男・アオ(松田龍平)と出会う。彼もまた過去の記憶がないという。ふたりは言葉を重ねながら、何かに導かれるように寺の山門で待ち合わせては時を過ごすようになる。だがある日、アオとの親密さを漂わせるムラサキ(石橋静河)と遭遇したミドリは心乱され……。
「わたくしどもは。」の映像
「わたくしどもは。」の写真
「わたくしどもは。」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「わたくしどもは。」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2024年5月31日 |
上映時間 | 101分 |
製作会社 | テツヤトミナフィルム(制作:テツヤトミナフィルム) |
配給 | テツヤトミナフィルム(配給協力:ハピネットファントム・スタジオ) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://watakushidomowa.com/ |
コピーライト | (C)2023 テツヤトミナフィルム |