レッドタートル ある島の物語
れっどたーとるあるしまのものがたり The Red Turtle- 上映日
- 2016年9月17日
- 製作国
- 日本 フランス ベルギー
- 制作年
- 2016
- 上映時間
- 81分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ドラマ
解説
「岸辺のふたり」でアカデミー賞短編アニメ賞に輝いたマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットが、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデュースで手掛けた初の長編アニメーション。嵐で漂流し、無人島に辿り着いた男。絶望的な状況に陥った彼の前に、1人の女が現れる。アーティスティック・プロデューサーとして「かぐや姫の物語」の高畑勲が参加し、アニメーション制作はフランスを中心に進行。8年の歳月を費やして完成した。第69回(2016年)カンヌ国際映画祭に出品され、「ある視点」部門特別賞を受賞した。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
批評家。音楽レーベルHEADZ主宰佐々木敦この上なくシンプルな物語で、それゆえ多様な読解が可能なように造られている。鶴の恩返しならぬ亀の恩返しとでもいうべき話だが、主人公は恩返しされるようなことは何もし... もっと見る
-
映画系文筆業奈々村久生宮崎駿監督の長篇引退宣言を経て、スタジオジブリが2年ぶりに放つのは、オランダ出身監督によるおとぎ話。シンプルなラインながら温かみを感じさせるタッチと色づかいの絵... もっと見る
-
TVプロデューサー山口剛絶海を泳ぐ男。孤島にたどり着く。やがて女が現われ息子が出来る。幾歳月。嵐が襲う。別れが来る。科白は全くない。すべてモノクロに近い水墨画のようなタッチで描かれるの... もっと見る
「レッドタートル ある島の物語」のストーリー
嵐の中、荒れ狂う海に放り出された男が、九死に一生を得てある無人島に辿り着く。必死に島からの脱出を試みるものの、見えない力によって何度も島に引き戻されてしまう。絶望的な状況に置かれた男の前にある日、1人の女が現れる……。
「レッドタートル ある島の物語」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「レッドタートル ある島の物語」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 フランス ベルギー |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 2016年9月17日 |
上映時間 | 81分 |
製作会社 | スタジオジブリ=ワイルドバンチ(提携 スタジオジブリ=ワイルドバンチ=ホワイノット・プロダクションズ=アルテフランス・シネマ=CN4プロダクションズ=ベルビジョン=日本テレビ=電通=博報堂DYMP=ディズニー=三菱商事=東宝) |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://red-turtle.jp/ |
コピーライト | (C)Studio Ghibli=Wild Bunch=Why Not Productions=Arte France Cinema=CN4 Productions=Belvision=Nippon Television Network=Dentsu=Hakuhodo DYMP=Walt Disney Japan=Mitsubishi=Toho |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2016年10月上旬号 |
UPCOMING 新作紹介 「サラダデイズ-SALAD DAYS-」 読者の映画評 「シン・ゴジラ」清水元貴/「シン・ゴジラ」山田悟史/「シン・ゴジラ」辻田善雄 REVIEW 日本映画&外国映画 レッド・タートル ある島の物語 |
2016年9月下旬号 |
REVIEW 日本映画&外国映画 「KARATE KILL/カラテキル」 祝・大ヒット! 特別企画「シン・ゴジラ」 “ゴジ(長谷川和彦)が語る「シン・ゴジラ」。“ゴジラは俺だ! UPCOMING 新作紹介 「レッドタートル ある島の物語」 |
2016年夏の増刊号 |
第二特集 「君の名は。」 新海誠劇場公開作品解説 「彼女と彼女の猫」「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」「星を追う子ども」「言の葉の庭」「だれかのまなざし」 LINEUP 2016 since the summer new animation movie release guide 「映画『聲の形』」「ファインディング・ドリー」「ルドルフとイッパイアッテナ」「ペット」「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」/今後の新作アニメーション映画紹介 特集 ジブリの30年 「レッドタートル ある島の物語」 |
2016年7月下旬号 |
REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「ひと夏のファンタジア」 キネマ旬報が選ぶ みんなが観たい、いい映画55 「It's Only The End Of The World」 「グッバイ、サマー」 「レッドタートル ある島の物語」 「君の名は。」 「哭声」 「Paterson」 「THE NEON DEMON」 「お父さんと伊藤さん」 「何者」 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」 「I, Daniel Blake」 「ミュージアム」 「海賊とよばれた男」 「美しい星」 「グッドモーニングショー」 「超高速!参勤交代 リターンズ」 「Toni Erdmann」 「THE HANDMAIDEN」 「AMY エイミー」 「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」 UPCOMING 新作紹介 「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」 キネマ旬報が選ぶ みんなが観たい、いい映画55 「シン・ゴジラ」 「怒り」 「ハドソン川の奇跡」 「オーバー・フェンス」 「永い言い訳」 「ダゲレオタイプの女」 「淵に立つ」 「湯を沸かすほどの熱い愛」 「SCOOP!」 「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」 「スーサイド・スクワッド」 「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」 「Silence」 「ぼくのおじさん」 「イレブン・ミニッツ」 「ゴーストバスターズ」 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 「ジェイソン・ボーン」 「溺れるナイフ」 「シング・ストリート 未来へのうた」 「ファインディング・ドリー」 作品評 不可能を可能にする仲間たち UPCOMING 新作紹介 「ファインディング・ドリー」 UPCOMING 新作紹介 「風のように」 REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「フラワーショウ!」 「太陽の蓋」と3.11を映画で描くこと 鼎談 大塚馨[プロデューサー]×佐藤太[監督]×長谷川隆[脚本] |