久高オデッセイ第三部 風章

くだかおでっせいだいさんぶふうしょう
上映日
2016年4月16日

製作国
日本

制作年
2015
上映時間
95分

レーティング

check解説

沖縄県で琉球王朝時代から“神の島”と崇められてきた久高島の姿を12年に渡って捉えたドキュメンタリー3部作の最終章。人口約270人、周囲8キロの小さな島で続いてきた伝統行事でありながら、担い手不足で途絶えていた儀式の行方を追う。監督の大重潤一郎は、本作完成後にガンで他界。ナレーションを「ほとりの朔子」の鶴田真由が務めている。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「久高オデッセイ第三部 風章」のストーリー

首里城から太陽が昇る方向に位置する沖縄の久高島は、“魂の原郷”または“神の島”として琉球王朝時代から崇められてきた歴史がある。久高島では12年に一度、午年に“イザイホー”という神人生成の儀式が行われてきた。島で生まれ、島の男性と結婚した30歳から41歳の女性が“イザイホー”の儀式を経て神人になり、島と島人を守るために欠かさず祈りを捧げるのだ。だが、高度経済成長期以降、久高島も人口減少の一途を辿り、儀式を司る神人がいなくなったことから、1978年を最後に“イザイホー”は行われなくなっていた。その一方で、新しい命も生まれる。そこには、1つの家族の子どもという枠を越え、島と島人すべてに守られて育つ赤ん坊の姿があった。また、神人の減少と高齢化により、儀式の継続が困難かと思われていた矢先、島出身の若い女性がある日“神がかり”に遭い、祈りが始まる……。

「久高オデッセイ第三部 風章」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「久高オデッセイ第三部 風章」のスペック

基本情報
製作国 日本
製作年 2015
公開年月日 2016年4月16日
上映時間 95分
製作会社 (制作:沖縄映像文化研究所 「久高オデッセイ第三部 風章」制作実行委員会(実行委員長:梅原猛・副実行委員長:島薗進) 制作協力:東京自由大学)
レイティング
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://www.kudakaodyssey.com/
コピーライト (C)沖縄映像文化研究所

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2016年4月下旬号 UPCOMING 新作紹介 「久高オデッセイ 第三部 風章」

「久高オデッセイ第三部 風章」を観ているあなたにおすすめの映画