解説
東日本大震災に伴う福島第一原発事故の発生から5日間に渡る首相官邸や市民の姿を、1人の新聞記者の視点で再現したドラマ。2011年3月11日、震災によって福島第一原発は全電源を喪失。打つ手のないまま、事態は刻々と悪化の一途を辿る。当時、事故に対応した内閣閣僚はすべて実名で登場している。出演は「駆込み女と駆出し男」の北村有起哉、「アノソラノアオ」の三田村邦彦。メガホンを取ったのは、「hide 50th anniversary FILM JUNK STORY」の佐藤太。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
-
【DVD】太陽の蓋
TVで観る
ユーザーレビュー
「太陽の蓋」のストーリー
あの日、日本は消滅の危機に瀕していた。2011年3月11日午後2時46分。東日本大震災が発生。福島第一原発では、全電源喪失の事態に陥った。冷却装置を失った原子炉は、温度が上がり続けてゆく。このままいけば、チェルノブイリに匹敵する最悪の事態が迫っていた。巨大な怪物へと変貌を遂げる原発に対して、想定外の状況を前にして判断を誤る科学者たち。情報不足のまま混乱を極める官邸、故郷に別れを告げて避難を急ぐ市民たち。打つ手のないまま、時は刻々と過ぎ、やがて無情にも地震発生の翌日、3月12日午後3時36分、1号機の原子炉建屋が水素爆発した。続けて3号機、2号機と連鎖するように起こる異変。破滅に向けてのカウントダウンは、止まることを知らなかった……。
「太陽の蓋」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「太陽の蓋」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 社会派 ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 2016年7月16日 |
上映時間 | 130分 |
製作会社 | 「太陽の蓋」プロジェクト(制作プロダクション:アイコニック) |
配給 | 太秦 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://taiyounofuta.com/ |
コピーライト | (C)「太陽の蓋」プロジェクト/ Tachibana Tamiyoshi |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2016年8月上旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「太陽の蓋」 |
2016年7月下旬号 | 「太陽の蓋」と3.11を映画で描くこと 鼎談 大塚馨[プロデューサー]×佐藤太[監督]×長谷川隆[脚本] |