太陽の蓋

たいようのふた
上映日
2016年7月16日

製作国
日本

制作年
2016
上映時間
130分

レーティング
一般映画
ジャンル
社会派 ドラマ

check解説

東日本大震災に伴う福島第一原発事故の発生から5日間に渡る首相官邸や市民の姿を、1人の新聞記者の視点で再現したドラマ。2011年3月11日、震災によって福島第一原発は全電源を喪失。打つ手のないまま、事態は刻々と悪化の一途を辿る。当時、事故に対応した内閣閣僚はすべて実名で登場している。出演は「駆込み女と駆出し男」の北村有起哉、「アノソラノアオ」の三田村邦彦。メガホンを取ったのは、「hide 50th anniversary FILM JUNK STORY」の佐藤太。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】太陽の蓋

TVで観る

この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 評論家
    上野昻志
    本作の手柄は、3・11の震災による原発事故に直面した菅直人首相を中心とする民主党... もっと見る
  • 映画評論家
    上島春彦
    前回の原稿を送った翌日これを見て、K直人さんも御苦労されたんだなあ、とは思った。... もっと見る
  • 映画評論家
    モルモット吉田
    「大怪獣モノ」より本作の方が「シン・ゴジラ」に酷似しているので連続で観てもらいた... もっと見る

ユーザーレビュー

「太陽の蓋」のストーリー

あの日、日本は消滅の危機に瀕していた。2011年3月11日午後2時46分。東日本大震災が発生。福島第一原発では、全電源喪失の事態に陥った。冷却装置を失った原子炉は、温度が上がり続けてゆく。このままいけば、チェルノブイリに匹敵する最悪の事態が迫っていた。巨大な怪物へと変貌を遂げる原発に対して、想定外の状況を前にして判断を誤る科学者たち。情報不足のまま混乱を極める官邸、故郷に別れを告げて避難を急ぐ市民たち。打つ手のないまま、時は刻々と過ぎ、やがて無情にも地震発生の翌日、3月12日午後3時36分、1号機の原子炉建屋が水素爆発した。続けて3号機、2号機と連鎖するように起こる異変。破滅に向けてのカウントダウンは、止まることを知らなかった……。

「太陽の蓋」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「太陽の蓋」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派 ドラマ
製作国 日本
製作年 2016
公開年月日 2016年7月16日
上映時間 130分
製作会社 「太陽の蓋」プロジェクト(制作プロダクション:アイコニック)
配給 太秦
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト http://taiyounofuta.com/
コピーライト (C)「太陽の蓋」プロジェクト/ Tachibana Tamiyoshi

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2016年8月上旬号 DVDコレクション 『新・死ぬまでにこれは観ろ!-キング邦画80連発』
REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」
これが“ゴジラ”だ!「シン・ゴジラ」 対談 大月俊倫[『新世紀エヴァンゲリオン』プロデューサー]×中原昌也[作家]
スペシャルグラビア 長谷川博己×竹野内豊×石原さとみ 「シン・ゴジラ」-新たなる伝説。
UPCOMING 新作紹介 「シン・ゴジラ」
REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「ファインディング・ドリー」
REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「太陽の蓋」
2016年7月下旬号 REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「ひと夏のファンタジア」
キネマ旬報が選ぶ みんなが観たい、いい映画55 「It's Only The End Of The World」 「グッバイ、サマー」 「レッドタートル ある島の物語」 「君の名は。」 「哭声」 「Paterson」 「THE NEON DEMON」 「お父さんと伊藤さん」 「何者」 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」 「I, Daniel Blake」 「ミュージアム」 「海賊とよばれた男」 「美しい星」 「グッドモーニングショー」 「超高速!参勤交代 リターンズ」 「Toni Erdmann」 「THE HANDMAIDEN」 「AMY エイミー」 「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」
UPCOMING 新作紹介 「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」
キネマ旬報が選ぶ みんなが観たい、いい映画55 「シン・ゴジラ」 「怒り」 「ハドソン川の奇跡」 「オーバー・フェンス」 「永い言い訳」 「ダゲレオタイプの女」 「淵に立つ」 「湯を沸かすほどの熱い愛」 「SCOOP!」 「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」 「スーサイド・スクワッド」 「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」 「Silence」 「ぼくのおじさん」 「イレブン・ミニッツ」 「ゴーストバスターズ」 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 「ジェイソン・ボーン」 「溺れるナイフ」 「シング・ストリート 未来へのうた」
「ファインディング・ドリー」 作品評 不可能を可能にする仲間たち
UPCOMING 新作紹介 「ファインディング・ドリー」
UPCOMING 新作紹介 「風のように」
REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「フラワーショウ!」
「太陽の蓋」と3.11を映画で描くこと 鼎談 大塚馨[プロデューサー]×佐藤太[監督]×長谷川隆[脚本]

今日は映画何の日?

注目記事