台湾萬歳
たいわんばんざい- 上映日
- 2017年7月22日
- 製作国
- 日本
- 制作年
- 2017
- 上映時間
- 93分
- レーティング
解説
台湾の日本語世代を取材した「台湾人生」「台湾アイデンティティー」に続く酒井充子のドキュメンタリーシリーズ台湾三部作最終章。台湾の原風景が色濃く残る台東縣で、元カジキ漁・漁師や、伝統的な狩りを続けるブヌン族など、“変わらない台湾”の姿を追う。撮影は、「風の波紋」の松根広隆。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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評論家上野昻志酒井充子監督の「台湾三部作」最終章は、太平洋に面した台湾南東部の台東縣が舞台。その漁港に、日本語を話す元船長を訪ねるところから映画は始まる。酒井をまず動かすのは... もっと見る
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映画評論家上島春彦相米の「魚影の群れ」に使ったらさぞ迫力が出ただろうと思うようなカジキ漁船がいい。漁法は違うと見えたが、実はこれも日本から伝わった伝統のものだそうだ。見応え大あり... もっと見る
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映画評論家モルモット吉田無知と偏見が終始垂れ流されるネットを眺めた後に観ると、この静かで一見限定された情報しか提示されない本作の画面に映るモノが実は多くの情報を持ち、饒舌に語りかけてく... もっと見る
「台湾萬歳」のストーリー
1895年から1945年までの51年間、日本の統治下にあった台湾。そして東日本大震災の際、台湾から200億円を超える義援金が寄せられたことは記憶に新しい。時代が変わろうとも、台湾の海や大地に向き合い、汗を流して生きてきた人々がいる。“変わりゆく台湾”を描いた前2作に呼応するかのように、本作では“変わらない台湾”の姿を描く。台湾の原風景が色濃く残る台東縣で暮らす人々の生活の中心には、今でも祈りや命への感謝、家族がある。元カジキ漁・漁師や、アミ族のカジキ突きん棒漁師夫妻、伝統的な狩りを続けるブヌン族など多様な民族の暮らしを追い、かつて“麗しの島”と呼ばれた台湾を描く。
「台湾萬歳」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「台湾萬歳」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | 日本 |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2017年7月22日 |
上映時間 | 93分 |
製作会社 | マグザム=太秦 |
配給 | 太秦 |
レイティング | |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://taiwan-banzai.com/ |
コピーライト | (C)『台湾萬歳』マグザム/太秦 |
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