Mr Long/ミスター・ロン
みすたーろん MR. LONG
解説
チャン・チェンがナイフ使いの殺し屋に扮したバイオレンス・アクション。殺し屋のロンは、東京で台湾マフィア暗殺の仕事に失敗し、北関東の田舎町へと逃れる。日本語の話せないロンは、人々の優しさに触れるうち、次第に人間らしさを取り戻してゆくが……。メガホンを取ったのは「天の茶助」のSABU。共演は「たたら侍」の青柳翔。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画評論家北川れい子ムード歌謡ならぬ、ムード劇画ふうのクライム・サスペンスで、どの人物も輪郭だけ。曰く台湾から来た殺し屋。台湾人のシャブ中売春婦とその幼い息子。お節介で気のいい隣人... もっと見る
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映画文筆系フリーライター、退役映写技師千浦僚クライマックスで張震が振るうナイフが序盤に青柳翔から受け取ったものであることは大事で、受け渡しした当事者らは知らぬまま因果が連なる。プレスはあの台湾殺し屋の立ち... もっと見る
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映画評論家松崎健夫西部劇よろしく本作の冒頭では、ナイフ1本で屈強な男たちを倒す主人公の姿を見せることで、その凄腕ぶりを提示してみせている。また、か弱い女性や幼い子供を守る姿という... もっと見る
「Mr Long/ミスター・ロン」のストーリー
ナイフの達人で殺し屋のロン(チャン・チェン)は、東京・六本木で台湾マフィア暗殺の仕事に失敗し、北関東の田舎町へと逃れる。日本語の話せないロンだったが、心を閉ざした少年ジュン(バイ・ルンイン)やその母の台湾人リリー(イレブン・ヤオ)と出会い、世話好きな住民たちの人情に触れるうち、次第に人間らしさを取り戻してゆく。やがて牛肉麺の屋台で腕を振るうことになり、思いがけず行列ができる人気店に。だが、そこにヤクザの手が迫り……。
「Mr Long/ミスター・ロン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「Mr Long/ミスター・ロン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 任侠・アウトロー アクション バイオレンス ドラマ |
製作国 | 日本 香港 台湾 ドイツ |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2017年12月16日 |
上映時間 | 129分 |
製作会社 | LiVEMAX FILM=LDH pictures=BLK2 Pictures=高雄市文化基金會=Rapid Eye Movies |
配給 | HIGH BROW CINEMA |
レイティング | PG-12 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | https://mr-long.jp/ |
コピーライト | (C)2017 LiVEMAX FILM / HIGH BROW CINEMA |
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