シューマンズ バー ブック
しゅーまんずばーぶっく SCHUMANN'S BAR TALKS- 上映日
- 2018年4月21日
- 製作国
- ドイツ
- 制作年
- 2017
- 上映時間
- 98分
解説
世界中のバーでバイブルとなったレシピ本『シューマンズ バー ブック』の著者チャールズ・シューマンの旅を追ったドキュメンタリー。ミュンヘンで不動の人気を誇るトップバーのオーナーでもある彼が、もう一度バーの原点を求め、パリや東京などの名店を訪れる。監督は「聖なる呼吸 ヨガのルーツに出会う旅」のプロデューサーを務めたマリーケ・シュレーダー。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
ユーザーレビュー
-
ミャーノフ大佐
出だしから「カサブランカ」の『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』が流れて、バーのシーンが出てくる。「おとなの時間」とか「dancyu」とか「東京カレンダー」とかの雑誌に掲載されそうな映像が出てくるよね。カッコイイねえ。ニューヨークのシーンではジャズが流れて。いかにも、な画像が流れてくる。でもこれを繋げても映画にはならないんだよねぇ。全てがこんな感じで、例えば道の反対側からバーの画像を写したり、シューマンが反対側の歩道を歩いているシーンを撮ったり。写真にするとカッコいいけど、だからなんなの?そのカットで何を言いたいの?映像だけ先に立って、映画として表現すべき事が描かれていない。
写真家上がりとか、プロモーションビデオ、TV制作から監督になる人達は、よくこういう間違いを犯す。映画は、写真やプロモとは違うことを勉強してほしい。
監督のマリーケ・シュルーダーという人がどういう経歴か知らないが、この映画、映画としては失格です。
「シューマンズ バー ブック」のストーリー
1991年に出版され、世界中のバーでバイブルとなった革新的レシピ本『シューマンズ バー ブック』の著者である伝説のバーマン、チャールズ・シューマン。ミュンヘンで35年以上不動の人気を誇るバーのオーナーであり、76歳を超えた今も現役でカウンターに立ち続けている。そんな彼はドイツ国境警備隊、外交官事務所勤務を経て、イタリアやフランスのバールやレストランで経験を積んだ後、ヨーロッパではホテル以外にバーがなかった1983年、ミュンヘンのマキシミリアン広場に食事もできるバーをオープン。敷居が高いホテルのバーから路面店へ。それは自由に生きてきた彼だからこその着眼点であった。それから35年。成功も名声も手にしたシューマンが、もう一度バーの原点を求め、“バーベスト10”に入る世界各地の名店を訪れる。ニューヨーク“エンプロイーズ・オンリー”、“ザ・デッド・ラビット”、パリ“バー・ヘミングウェイ”、ハバナ“エル・フロリディータ”、東京“スタア・バー・ギンザ”、“銀座 テンダー”……。新しい感性から伝統まで、バーにはその街の魅力がつまっている。一杯のカクテルに込められた職人魂にバーカルチャーの奥義。そして旅の最後にシューマン自身がたどり着いた境地とは……。
「シューマンズ バー ブック」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「シューマンズ バー ブック」のスペック
基本情報 | |
---|---|
製作国 | ドイツ |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2018年4月21日 |
上映時間 | 98分 |
製作会社 | Thali Media |
配給 | クレストインターナショナル |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://crest-inter.co.jp/schumanns/ |
コピーライト | (C) 2017 Thali Media |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2018年5月上旬特別号 |
UPCOMING 新作紹介 「シューマンズ バー ブック」 REVIEW 日本映画&外国映画 「シューマンズ バー ブック」 |