解説
G・B・スターンの原作をアルバート・アレイが脚色、「ボクはむく犬」のノーマン・トーカーが監督したドッグ・コメディ。撮影はエドワード・コールマン、音楽はジョージ・ブランスが担当した。出演は「生きる情熱」のスザンヌ・プレシェット、ディーン・ジョーンズ、チャーリー・ラグルズ、ケリー・ソードセンなど。
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ユーザーレビュー
「猛犬ご注意」のストーリー
画家のマーク(ディーン・ジョーンズ)と妻フラン(スザンヌ・プレシェット)は大の犬好き。フランの愛犬ダックスフントのダンケが3匹の子犬を生んだ。引き取りに行ったマークをつかまえてプルーイット獣医はグレート・デンが子犬を生んだが、乳が足りない上1匹だけは母親がのけものにするので可哀そうだからダンケに育てさせてくれとムリに頼んだ。グレート・デンは犬の王様、ブルータスと名づけて飼うことになった。ブルータスは自分もダックスフントの仲間と思い込み、彼らのマネをして長い足を曲げて腹ばいで歩きまわる。ダンケ親子はいたずら好きで要領がいい。いつも図体が大きくてまごまごするブルータスのせいにされ、とうとうガレージに隔離された。そこでも、巡回にやって来た巡査部長を曲者と間違えたり夫婦主催のガーデン・パーティではダックスフントと喧嘩して会場に踊りこんで大混乱を起こさせたりで、怒ったフランはブルータスを獣医に返すと言い出した。ところがダックスフントの子犬が清掃車に危うく連れ去られるところを騒ぎたてて助け出したことから信用回復、マークをホッとさせた。フランはブルータスにグレート・デンとしてのプライドを持たせることが大切とマークに忠告、彼は獣医と相談してドッグ・ショウに出場させることにした。猛訓練の結果あぶなっかしいところもあったがみごとにブルーリボン賞を獲得した。だが、フランのダックスフントが選にもれたことを知ったマークはそれを妻にかくしていた。彼女を傷つけたくなかったからだ。だが、結果はそんなことで妻を怒らせはしなかった。この1件以来、彼女は良い家庭をつくることだけに専念するようになった。犬はペットでさえあればいいのだと…。
「猛犬ご注意」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「猛犬ご注意」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1965 |
公開年月日 | 1966年4月27日 |
製作会社 | ウォルト・ディズニー映画 |
配給 | ウォルト・ディズニー映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
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1966年4月下旬号 |
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