ヒトラーと戦った22日間
ひとらーとたたかったにじゅうににちかん SOBIBOR
解説
アウシュヴィッツと並ぶ絶滅収容所ソビボルで実際に起きた脱出劇を映画化。1943年10月14日。死の運命にあった数百人という収容者たちが、ソ連の軍人アレクサンドル・ペチェルスキーのもと、収容所を脱出。これまで歴史に隠されてきたその反乱の顛末を映し出す。監督・脚本・主演は「WANTED ウォンテッド」のコンスタンチン・ハベンスキー。共演は「ゴーストライダー2」のクリストファー・ランバート、「ゆれる人魚」のミハリーナ・オリシャンスカ、「バタリオン ロシア婦人決死隊 VS ドイツ軍」のマリヤ・コジェフニコワ。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
ユーザーレビュー
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89bubble93
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ミャーノフ大佐
製作がロシア、ドイツ、リトアニア、ポーランドということで、ロシアが噛んでいるので観るのどうしようかなあ、と思っていたんだけど、KINENOTEの評価が良かったので観ました。映画はずっと緊張感があって面白かったです。割とナチスの強制収容所の実態に近いと思われる描写で、その苛烈さをよく描けているのではと思います。ドイツがこういう映画の製作に関わっていることに矜持を感じます。第二次大戦後80年経ってもナチスの非道を告発する映画は延々と作られていて、それはあのホロコーストを忘れない、繰り返さないという決意でもあるはずです。
翻って今の世界情勢はというと、当のロシアはヒトラーと同じスターニストのプーチンが他国領土を侵略し、その国民を虐殺し我が物としようとしている。またネタニアフもしかり。イスラエルはユダヤ人以外は人間じゃない、として虐殺を繰り返している。ヒトラーと同じ事をしている。アメリカでは白人男性優位主義者のトランプがグリーンランドはアメリカの物にしようと画策している。世界は100年前と同じになってきたのか。大体ロシアという国は他国から領土を奪うことを国是としているような国だから。今、北海道は田舎の人口が少なくなって、消滅危機の市町村が多くある。そんなことしているとロシアが攻めてくるよ。第二次大戦後、ロシアは留萌、釧路間より北を奪おうとして留萌に艦砲射撃までしていたんだから。
あの戦争の反省は何処にいったんだ?
映画と関係のない話になってしまいました。
「ヒトラーと戦った22日間」のストーリー
第二次世界大戦下。アウシュヴィッツと並ぶ絶滅収容所ソビボルでは、多くのユダヤ人が国籍や貧富の差関係なく列車で送り込まれ、ガス室で大量殺戮されていた。残った者には虐待と屈辱の日々が続く。だがそこに秘かに脱出を企てるグループがあった。彼らには強力なリーダーがいなかったが、1943年9月、ソ連の軍人でサーシャことアレクサンドル・ペチェルスキー(コンスタンチン・ハベンスキー)が収容者として移送されてくる。そんななか、彼と仲間たちは前代未聞の反乱を計画。それは収容者全員の脱出であった……。
「ヒトラーと戦った22日間」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ヒトラーと戦った22日間」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 歴史劇 戦争 ドラマ |
製作国 | ロシア ドイツ リトアニア ポーランド |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2018年9月8日 |
上映時間 | 118分 |
配給 | ファインフィルムズ |
レイティング | PG-12 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://www.finefilms.co.jp/sobibor/ |
コピーライト | (C) Cinema Production |
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