ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ

にゅーよーくじゃくそんはいつへようこそ IN JACKSON HEIGHTS
上映日
2018年10月20日

製作国
アメリカ フランス

制作年
2015
上映時間
189分

ジャンル
社会派

check解説

第28回東京国際映画祭で上映された巨匠フレデリック・ワイズマンの第40作目となるドキュメンタリー。ニューヨークの町ジャクソンハイツは、世界中からの移民とその子孫が暮らしている。町のあらゆる場所、あらゆる人にカメラを向け、町の真実を映し出す。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ

TVで観る

この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • ライター
    石村加奈
    アメリカ人のおばさんにとって、アメリカにおける民主主義と基本的人権との違いは明快だが、だからと言って母国語がベンガル語のおばさんの意見を否定したりはしない。16... もっと見る
  • 映像演出、映画評論
    荻野洋一
    およそ観光とはかけ離れた陋巷に分け入るエイリアンの五官を、観客は獲得するだろう。引率者たるワイズマンは何も説明してくれない。駅名や道路標識のわずかな示唆や集会の... もっと見る
  • 脚本家
    北里宇一郎
    ふらりと見知らぬ街に滞在する。日を追うごとに、いろんな人と知り合いになる。顔なじみが増える。居心地がよくなる。このドキュメンタリーには、そんな肩の力が抜けた、飾... もっと見る

「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」のストーリー

ニューヨークのクイーンズにある町、ジャクソンハイツには、世界中からの移民とその子孫が暮らしている。167もの言語が話され、マイノリティが集まり、エスニックな味と多様な音楽があふれるこの町は、ニューヨークがニューヨークであるために、なくてはならない町なのだ。しかし今、再開発のためにそのアイデンティティが危機に瀕している。教会、モスク、シナゴーグ、レストラン、集会、コインランドリーを訪れ、地域のボランティアやセクシャル・マイノリティ、不法滞在者、再開発の波に飲まれる店主たちを映し出す。ジャクソンハイツのあらゆる場所、あらゆる人に向けられるワイズマン監督の視線を通して、ニューヨークとは、アメリカとは何かを問う。

「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」の写真

「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派
製作国 アメリカ フランス
製作年 2015
公開年月日 2018年10月20日
上映時間 189分
配給 チャイルド・フィルム=ムヴィオラ
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 ドルビーSRD
公式サイト http://child-film.com/jackson/
コピーライト (C)2015 Moulins Films LLC All Rights Reserved

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2019年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号 UPCOMING 新作紹介 「翔んで埼玉」
UPCOMING 新作紹介 「コードギアス 復活のルルーシュ」
戯画日誌 第96回 勝手に2018年アニメ映画ベスト・テン!
2018年 第92回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞 外国映画ベスト・テン
2018年 第92回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞 読者選出外国映画ベスト・テン
2018年 第92回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞 文化映画ベスト・テン
2018年11月上旬号 UPCOMING 新作紹介 「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」
REVIEW 日本映画&外国映画 「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」

「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」を観ているあなたにおすすめの映画