解説
広島を拠点に活動する全員ボーカルの音楽ユニット”深夜兄弟”。それぞれに音楽性が違いながらも、集まると独特の世界を醸し出すメンバーのミカカ、Jacky、のっこんが、もしも本当に兄弟だったら、という前田多美監督の妄想から始まった、とある家族の物語。2013年の出演作「トムソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ」(平波亘監督)をきっかけに広島に移り住んだ前田監督が、「カノンの町のマーチ」(2018年)に次いで広島ロケ×音楽×出会いをテーマに自主制作した長編第2作目。2020年のコロナ禍において、コンパクトなチームで月に2~3日のペースで撮影、3本の「短編」として配信後、未公開シーンを追加・再構築して劇場版を完成させた。
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ユーザーレビュー
「犬ころたちの唄」のストーリー
街の小さな路地、ふと唄が聴こえる。祭囃子のようなアコースティックな響きは、木造家屋の古本屋上階から鳴っているようだ。山尾家の三兄弟、長男の森男、次男の林蔵、三男の三樹は音楽という共通点をもつものの、その指向性はてんでバラバラだ。全員30歳半ばを過ぎ、それぞれの人生を歩んでいるが、森男の部屋に集まっては時々、唄う。兄弟仲はよくも悪くもないが、三人で唄う理由は約30年前に亡くした父の法事のため。呑んで唄う独自で唯一の家族行事だ。ある日、森男の元に、生き別れた異母兄弟の葉月から手紙が届く。約30年音信不通だった“遠い妹”が三兄弟の縁に絡み始める。その頃、三樹の携帯に人生の選択を必要とする一報が入る。思いがけない便りを機に、弔いあげとなる父の三十三回忌の目前、山尾家の日々が動き出す。
「犬ころたちの唄」の映像
「犬ころたちの唄」の写真
「犬ころたちの唄」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「犬ころたちの唄」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2022年2月19日 |
上映時間 | 91分 |
製作会社 | Donuts Films |
配給 | Donuts Films |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ステレオ |
公式サイト | https://inukorosongs.noob.jp/ |
コピーライト | (C)2021Donuts FIlms |