解説
東日本大震災から 10 年後、埼玉と石巻で離れて暮らす幼馴染それぞれの過去との向き合い方、未来への一歩を描いた中編映画。監督は「愛のくだらない」が田辺・弁慶映画祭グランプリを受賞した野本梢。企画・プロデュースは、震災当時から復興事業に携わってきたリフォーム会社エイジア代表の稲村久美子。2019年に国内の映画祭にて 4 つのグランプリを含む 8 つの賞を受賞した短編映画「次は何に生まれましょうか」(主演:根矢涼香)以来の再タッグとなる。出演は岩手県出身の中村更紗のほか、「ボクらのホームパーティー」の卯ノ原圭吾。3653が何を意味するのか、一年365日の10年分なのか、震災がもたらした「長さ」や「重さ」にも思いを巡らせる作品。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「3653の旅」のストーリー
東日本大震災から 10 年。故郷石巻を離れ、埼玉のリフォーム会社に勤めている玲の気がかりは、部屋にこもりがちな幼なじみ・凪。玲は、凪を埼玉へ連れ出すため、同僚の祐太と石巻を訪れる。祐太が指令通り凪との仲を深める中で、玲は今も行方のわからない母と過ごした日々を思い出していく。玲と凪が抱く、それぞれの過去への向き合い方、それぞれの未来への向き合い方。そこに生じる二人の心の掛け違いが、あの日と今を引き寄せる。
「3653の旅」の映像
「3653の旅」の写真
「3653の旅」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「3653の旅」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2022年8月13日 |
上映時間 | 42分 |
製作会社 | エイジア=エイジアムービー=石巻で映画を撮るプロジェクト |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | https://asia-ina.com/movie/film/3653notabi/ |
コピーライト | (C)エイジアムービー |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2022年8月下旬号 | UPCOMING 新作紹介 「3653の旅」 |