ブレット・トレイン
ぶれっととれいん BULLET TRAIN解説
伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』を「デッドプール2」のデヴィッド・リーチがブラッド・ピット主演で映画化。仕事復帰した殺し屋レディバグは超高速列車でブリーフケースを奪うという指令を受けるが、列車に乗り込んだ彼に殺し屋たちが次々と襲い掛かる。出演は、「グレイテスト・サマー」のジョーイ・キング、「ザ・ウォール」のアーロン・テイラー=ジョンソン、「ゴジラvsコング」のブライアン・タイリー・ヘンリー、「ザ・ロストシティ」のサンドラ・ブロック。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「ブレット・トレイン」のストーリー
久しぶりに仕事復帰した殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)はマリア(サンドラ・ブロック)から電話越しに、ブリーフケースを奪うよう指令を受ける。彼のコードネーム“レディバグ”は幸運を運んでくるというてんとう虫を意味するが、彼の周囲ではいつも無関係の人が死に、伝説級の運の悪さだった。今回は復帰にふさわしい簡単な仕事だったが、気合たっぷりに東京発・京都行の超高速列車に乗り込んだレディバグが早速お目当てのブリーフケースを見つけ、品川駅で降りようとすると、突如、強い復讐心に燃えたメキシコでナンバーワンの殺し屋ウルフ(バッド・バニー)に襲われる。身に覚えのないレディバグは、なぜ自分が狙われるのかまったく分からなかった。さらに、タンジェリン(アーロン・テイラー=ジョンソン)とレモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)の腕利きの殺し屋コンビ、乗務員に扮した暗殺者ホーネット(ザジー・ビーツ)、謎の女子学生プリンス(ジョーイ・キング)、息子を人質に取られた元殺し屋キムラ(アンドリュー・小路)、剣の達人エルダー(真田広之)など、殺し屋たちが次々とレディバグに襲い掛かる。そして終着点・京都では、世界最大の犯罪組織を率いる冷酷非道なホワイト・デスが待ち受けていた。さらに、コントロールを失った時速350kmの超高速列車からは炎が……。
「ブレット・トレイン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ブレット・トレイン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション コメディ バイオレンス |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2022 |
公開年月日 | 2022年9月1日 |
上映時間 | 126分 |
製作会社 | 87North Productions=CTB Inc.=Fuqua Films |
配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://www.bullettrain-movie.jp/ |
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