夜、鳥たちが啼く

よるとりたちがなく
上映日
2022年12月9日

製作国
日本

制作年
2022
上映時間
115分

レーティング
R-15
ジャンル
ドラマ

check解説

『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』の作家・佐藤泰志が、郷里の函館ではなく関東近郊を舞台に描いた同名の短篇小説を映画化。人生を諦めかけた小説家と愛を諦めかけたシングルマザーの二人が夏の終わりに始めた「半同居」生活。壊れかけていた二人は、やがて互いの傷を癒すように強く求め合い、一筋の人生の光を見つけようとする。先の二作の映画化脚本を手掛けた高田亮が、「愛なのに」「ビリ―バーズ」の鬼才・城定秀夫監督とタッグを組んだ。内に秘めた破壊衝動と葛藤する売れない小説家の主人公・慎一を演じるのは「余命10年」「耳をすばせば」の実力派俳優・山田裕貴。離婚を機に、息子とともに慎一のもとに身を寄せるヒロイン・裕子を「ぜんぶ、ボクのせい」の松本まりかが演じた。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 脚本家、映画監督
    井上淳一
    ついに城定秀夫が佐藤泰志の世界までモノにして、と書こうとして、待てよ、これは城定がピンクでずっと描いてきたことと地続きではないかと思い直す。傷ついた人たちの再生... もっと見る
  • 日本経済新聞編集委員
    古賀重樹
    離れのプレハブに寝起きする男と、母屋に幼い息子を連れて転がり込んできた女。売れない小説家と職場の先輩の別れた妻との微妙な関係が、微妙な空間の中で発展する。佐藤泰... もっと見る
  • 映画評論家
    服部香穂里
    興味をそそる座組から想像されるものとは幾分違う爽やかな味わいに、意表を突かれる。子どもが“お荷物”から“かすがい&rdquo... もっと見る

「夜、鳥たちが啼く」のストーリー

若くして小説家デビューするも、その後は鳴かず飛ばず、同棲中だった恋人にも去られ、鬱屈とした日々を送る慎一(山田裕貴)。そんな彼のもとに、友人の元妻、裕子(松本まりか)が、幼い息子アキラを連れて引っ越してくる。慎一が恋人と暮らしていた一軒家を、離婚して行き場を失った2人に提供し、自身は離れのプレハブで寝起きするという、いびつな「半同居」生活。自分自身への苛立ちから身勝手に他者を傷つけてきた慎一は、そんな自らの無様な姿を、夜ごと終わりのない物語へと綴ってゆく。書いては止まり、原稿を破り捨て、また書き始める。それはまるで自傷行為のようでもあった。一方の裕子はアキラが眠りにつくと、行きずりの出会いを求めて夜の街へと出かけてゆく。親として人として強くあらねばという思いと、埋めがたい孤独との間でバランスを保とうと彼女もまた苦しんでいた。そして、父親に去られ深く傷ついたアキラは唯一母親以外の身近な存在となった慎一を慕い始める。慎一と裕子はお互い深入りしないよう距離を保ちながら、3 人で過ごす表面的には穏やかな日々を重ねてゆく。だが 2人とも、未だ前に進む一歩を踏み出せずにいた。そして、ある夜……。

「夜、鳥たちが啼く」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「夜、鳥たちが啼く」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2022年12月9日
上映時間 115分
製作会社 クロックワークス(制作協力:Gemini Films)
配給 クロックワークス
レイティング R-15
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://yorutori-movie.com/
コピーライト (C)2022 クロックワークス

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