解説
「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイプロデュースによるパンデミック・スリラー。2024年、致死率の高いウイルスCOVID-23が蔓延するLA。配達員のニコは、Qゾーンと呼ばれる施設に徹底隔離されそうになる恋人サラを救い出そうと荒廃した街を奔走する。出演は「君といた108日」のKJ・アパ、『ディセンダント』シリーズのソフィア・カーソン。監督は「ブラック・ファイル 野心の代償」の脚本を務めたアダム・メイソン。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「ソングバード」のストーリー
2024年、ロサンゼルス。4年前に始まった新型コロナウイルスの流行は続き、突然変異によって発生したさらに致死率の高いウイルスCOVID-23が猛威を振るっていた。LAの年間死者数は840万人。長期のロックダウンにより街も人々の心も荒廃し、感染した者や感染の疑いがある者は、みな“Qゾーン”と呼ばれる隔離キャンプに強制収容され、ここに一度入ったら二度と出てくることはできなかった……。ウイルスに対する免疫を保有し、現状では自由行動が可能な配達員のニコ(KJ・アパ)。コロナ禍前は弁護士の補助員を務めながら学校に通っていたが、今は免疫者の特権を活かせるバイク便の配達員として働いている。そんな彼にはロックダウン下の中で知り合ったアーティストのサラ(ソフィア・カーソン)という恋人がいた。だがニコはサラの自宅まで何度も通いながらも、距離を隔てスマホ越しに会話することしかできないでいた。いつか直接顔を合わせて、触れ合うことを夢見ている2人。ある夜、サラと一緒に暮らす祖母リタに感染症の症状が現れる。このままではサラも濃厚接触者として感染を疑われ、Qゾーンに収容されてしまう。ニコは、勤務先のボスであるレスター(クレイグ・ロビンソン)に協力を依頼。レスターは富裕層とのパイプを持っており、免疫者の証明となる黄色いブレスレットを届ける闇の仕事も請け負っていたのだ。ニコは、何度も宅配で訪れていたグリフィン家のパイパー夫人(デミ・ムーア)からブレスレットの入手先に関する情報を聞き出し、取引先の人物と落ち合うことになるが……。
「ソングバード」の映像
「ソングバード」の写真
「ソングバード」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ソングバード」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2022年10月7日 |
上映時間 | 84分 |
製作会社 | Invisible Narratives=Platinum Dunes=Catchlight Studios |
配給 | ポニーキャニオン(提供:WOWOW) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://songbird-movie.jp/ |
コピーライト | (C)2020 INVISIBLE LARK HOLDCO,LCC.ALL RIGHTS RESERVED. |
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