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ビービー・ダニエルスの関連作品 / Related Work
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娘十八冒険時代
「娘十八泳げや泳げ」「女シーク」に次ぐビービー・ダニエルス嬢主演喜劇で本年度第1回の作品である。「神ぞ知る」「カナディアン」等の脚色家ハワード・エメット・ロジャース氏が執筆した物語をキーン・トンプソン氏とニック・バロウズ氏とが改訂脚色し、「チョビ髭成功美談」「好いて好かれて」等をものしたグレゴリー・ラ・カヴァ氏が監督したもの。相手役は、「つばさ」「女シーク」等出演のリチャード・アーレン氏が勤め、「女シーク」「男装女剣客」にもダニエルス嬢と共演したウィリアム・パウエル氏が悪役を演じ、チャールズ・セロン氏、ハイニー・コンクリン氏、ジョージ・アーヴィング氏等も出演している。(六巻) -
四十二番街
「ブラウン野球虎の巻」「海底マラソン」のロイド・ベーコンが監督した舞台裏情話物で、ブラッドフォード・ロープスの原作に基づいて「つばさの天使」と同じくライアン・ジェームズとジェームズ・シーモアが共同脚色している。キャメラは「仮面の米国」「ルンペン紳士」のソル・ポリートの担任で、ダンスは「パーミィ・デイス」のバスビー・バークレーが振りつけ及び演出している。出演者は「懐かしの谷」「脱走兵」のワーナー・バクスター、「月世界征服(1931)」「マルタの鷹(1931)」のビービー・ダニエルス、「母」「女探偵長」のジョージ・ブレント、ジーグフェルド・フォリーズのスターたるルービィ・キーラー、「待ちかねる処女」「男子入用」のユーナ・マーケル、「母」「ルンペン紳士」のガイ・キッビー、「劇場王ブラウン」のジンジャー・ロジャース、新進のディック・パウエルでその他ネッド・スパークス、アレン・ジェンキンス、ヘンリー・B・ウォルソール、ジョージ・E・ストーン等が助演するほか200名の踊り子たちが出演している。80点 -
月世界征服(1931)
「鉄仮面」「じゃじゃ馬馴らし(1929)」に次ぐダグラス・フェアバンクス主演映画で、作曲者として有名なアーヴィング・バーリンがストーリーを書き下ろし、作曲し、自ら指揮の任にアたった映画で、脚色並びに監督は「トレスパサー」「悪魔の日曜日」のエドモンド・グールディングが担任し、「紐育の囁き」「コウモリは囁く」のレイ・ジューンとロバート・プランクの両人がクランクした。助演者は「愛の訪れ」「近代エロ双紙」のビービー・ダニエルスが相手役として登場するほか「恋の勝馬」のエドワード・エヴァレット・ホートン、「モンテカルロ」のクロード・アリスター、「殺人犯横行」「ハリウッド盛衰記」のジャック・マルホール、新進ジューン・マックロイ、「スキピイ」のヘレン・ジェローム・エディーの面々である。 -
リオ・リタ
R・K・Oラジオ映画中の超特作品で有名なジークフェルトの当り狂言を映画化したものである。原作はガイ・ボルトン氏、フレッド・トンプソン氏合作、ジョセフ・マッカーシー氏が歌詞を執筆、ハリー・ティファニー氏が作曲したオペレッタで、「夜会服」「上海目指して」のルーサー・リード氏が脚色並びに監督し、「復活(1927)」「四枚の羽根」のロバート・カール氏が撮影主任を勤めた。主役は「娘十八」物を名残にパラマウントを去って入社したビービー・ダニエルス嬢で、「最後の警告」「暗黒街のローマンス」のジョン・ボールス氏が相手役を演じ「男女の戦い」「巴里のアパッシュ」のドン・アルヴァラド氏、新進花形ドロシー・リー嬢、舞台で喜劇俳優として著名なバート・ウイーラー氏とロバート・ウールジー氏、エヴァ・ロジタ嬢、ヘレン・カイザー嬢、ニック・デ・ルイス氏、タイニー・サンドフォード氏等が助演している。 -
マルタの鷹(1931)
ダシール・ハメットの小説を映画化したもので脚色並びに台詞はモード・フルトン、ブラウン・ホームズの2人があたり、監督は「スパイ(1930)」「近代エロ双紙」のロイ・デル・ルースが受持ち「四十八手の裏表」のウィリアム・リースが撮影した。主なる出演者は「近代エロ双紙」「愛の訪れ」のビービー・ダニエルススをはじめ「モンタナの月」「ハア・マン」のリカルド・コンテス、「コウモリは囁く」のユーナ・マーケル、ロバート・エリオット、ダッドリー・ディグス、セルマ・トッド、オットー・マテイーソン等々である。70点 -
巨人登場
「トパーズ(1933)」「晩餐八時」ジョン・バリモアが主演する映画で、原作はアメリカ有数の劇作家エルマー・ライスの戯曲である。なお、この映画化にあたってはライス自らが特に脚色の筆を執り、監督には「北海の漁火」「鉄血士官校」のウィリアム・ワイラーがあたった。バリモアを助けて出演する人々は、「四十二番街」「ディキシアナ」のビービー・ダニエルスと「ヤング・アメリカ」「シンガポール航路」のドリス・ケニヨンとの2人が主なるもので、それから「ナガナ」のオンスロウ・スティヴンス、「今宵ひととき」のマーヴィン・ダグラス、「めりけん音頭」のセルマ・トッド、「ナイトクラブの女」のメイヨ・メソット、及び原作戯曲の舞台上演に際してその役を舞台に演じたヴィンセント・シャーマン、エルマー・ブラウン、アンジェラ・ジェーコブス、マルカ・コーンシタイン、マーヴィン・クライン、ジョン・ハモンド・デイリー、等も出演している。撮影は「近衛兵」「世界大洪水」のノーバート・ブロディンの担任。 -
パリで御難
「娘十八運動狂」「馳落相手違い」等と同じくビービー・ダニエルス嬢主演喜劇で、ハンス・バックウィック氏、フリッツ・ハコブシユテツター氏合作の舞台喜劇「ジェニイの逃亡」を映画化したもの。ヘルマン・ジェー・マンキエウィッチ氏とジョン・マクダーモット氏が改作したものをエセル・ドハーティー女史とルイメ・ロング女史が脚色し「吃驚仰天」「ペンキ塗り立て」等と同じくアーサー・ロツソン氏が監督した。共演俳優は「帝国ホテル」「娘十八運動狂」出演のジェームズ・ホール氏と「駄法螺大当たり」「桃色の曲者」等出演のホード・スターリング氏を始め、メイバル・ジュリエンス・スコット嬢、アイリス・スチュアート嬢、トム・リケッツ氏、ヘレン・ダンバー嬢等の良い顔振れである。
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