ナイジェル・ド・ブルリエの関連作品 / Related Work

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  • 紀元前百万年

    制作年: 1940
    ハル・ローチ・スタジオが1940年に発表した作品で、ミッケル・ノヴァク、ジョージ・ベイカー、ジョセフ・フリーカートの協力脚本を、ハル・ローチ父子が協同で監督している。「アリゾナの決闘」のヴィクター・マチュア、「死闘の銀山」のロン・チャニイ(昨今ジュニアと称さず)故キャロル・ランディスらが主演する。
  • 三銃士(1935)

    制作年: 1935
    「巌窟王(1934)」と同じくローランド・V・リーが監督に当たったアレクサンドル・デュマ作小説の映画化で、脚色には「男の敵」「十字軍」のダドリー・ニコルズが「巌窟王(1934)」を共同脚色した監督リーと協力して当たった。主役は劇界から招かれたウォルター・エイベルが勤め、三銃士には「泉」「若草物語(1933)」のポール・ルーカス、「わが心の灯」のオンスロー・スティーヴンス及び舞台から来たモローニ・オルセンが扮し、「男の敵」のマーゴット・グラハム及びヘザー・エンジェル、「十字軍」のアイアン・キース、舞台女優ロザモン・パンショー、「泉」のラルフ・フォーブス、「麦秋」のジョン・クェーレン、マレイ・キンネル、ラムスデン・ヘーア、ナイジェル・ド・ブルリエ、マイルス・マンダー等が助演している。キャメラは「巌窟王(1934)」のペヴァレル・マーレーが、音楽は「男の敵」「虚栄の市(1935)」のマックス・スタイナーがそれぞれ担当し、追い掛け場面の監督は西部劇監督オットー・ブラワーが受け持ったものである。
  • ピラミッドの殺人

    制作年: 1935
    「怪探偵張氏」「黒い駱駝」と同じくワーナー・オーランドが主役を務める映画で、アール・ディア・ビッガースの小説の主人公チャーリー・チャンに基づいて、ロバート・エリスとヘレン・ローガンが共同して原作脚色し、「黒影牧場荒らし」「無頼漢ジム」のルイ・キングが監督に当たり、「荒馬スモーキィ」「驀進快走王」のダニエル・B・クラークが撮影した。主演者を助けて、「薔薇のワルツ」「これぞ幸運」のパット・ペイターソン、トーマス・ベック、リタ・カンシノ、「世界は動く」のステビン・フェチット、「旋律の殺人」のジェームズン・トーマス、「小連隊長」のフランク・コンロイ、ニイゲル・ド・ブリュエ、ポール・ポルカシ等が出演する。
  • 妾は天使じゃない

    制作年: 1933
    「夜ごと来る女」に出演した舞台女優のメイ・ウェストが主演する映画で、ロウェル・ブレンタノの原案に基づいてウェスト女史自ら執筆したストーリーに、自ら全部の台白をつけ、「お化け大統領」「恋愛百科全集」のハーラン・トンプソンが台本を作製し、「響け応援歌」「心の青空」と同じくウェズリィ・ラッグルズが監督し、レオ・トーヴァーが撮影にあたったのである。相手役は「海の密室」「お蝶夫人」のケーリー・グラントが勤め、「ジェニイの一生」「放送室の殺人」のエドワード・アーノルド「夜の看護婦」「拳闘のキャグネー」のラルフ・ハロルド、「監視装甲車」「夜の世界」のラッセル・ホプトン、「坊やはお休み」のガートルード・マイケル、「我等は楽しく地獄へ行く」のケント・テイラー、「生の創め」のドロシー・ピーターソン、「紐育の仇討」のグレドリイ・ライフ、「お蝶夫人」のアーヴィング・ビチェル、ガートルード・ハワード等が助演している。
  • 女探偵長

    制作年: 1932
    メアリー・ロバーツ・ラインハートがサタデー・イヴニング・ポスト誌に執筆した小説を映画化したもので脚色担当はエヴェイン・ブッシュとリリアン・ヘイワードの二人、監督は「ブラウン野球虎の巻」「天才の妻」のロイド・ベーコンでカメラは「悪魔スヴェンガリ」「狂へる天才」のバーニー・マクギルが受持った。主なる主演者は「群集の喚呼」「腕の男」のジョーン・ブロンデルを筆頭に、「狂へる天才」のメエ・アディソン、「沈黙」「速成成金」のジョン・レイ、ルース・ホール、アラン・レーン「脱走兵」のC・ヘンリー・ゴードン、エリザベス・バタースン、「龍の娘」のホームズ・ハーバート、ルシェン・リツルフィールド、ナイジェル・ド・ブルリエ等々。
  • ブレナー博士

    制作年: 1932
    エリック・フェルデス作の戯曲を映画化したもので脚色者はハウストン・ブランチ、台詞執筆者はチャールズ・ケニヨンでメガフォンは「狂へる天才」「モンテ・カルロの女」のハミエル・クルティスが握った。主なる出演者葉「最後の偵察」「無冠の帝王」のリチャード・バールメス、「処女読本(1932)」「狂へる天才」のマリアン・マーシュ。「二十四時間」のルシル・ラ・ヴァーン、「女学生の日記」のンーマン・フォスター、エイドリアン・ドレ、オスカー・アッェル、ジョン・セント・ポリス等でカメラは「悪魔スヴェンガリ」「狂へる天才」のバーニー・マクギルが担当。
  • 印度の寵児

    制作年: 1931
    「あけぼの」に次ぐラモンノバァロ主演映画で同じくジャック・フェデールが監督したもの。原作はF・マリオン・クローフォードの小説「ミスター・アイザックス」で、「陽気な中尉さん」「モンテカルロ」のエルネスト・ヴァイダが脚色した。相手役はかつて子役として人気のあったマッジ・エバァンスが抜てきされて勤め、「結婚奴隷」「女性に捧ぐ」のコンラッド・ネーゲル、「秘密の6」「沈黙(1931)」のマージョリー・ランボー、「あけぼの」のC・オープレイ・スミス、「インスピレーション」のジョン・ミルジャン、ミッチェル・ルイス、ニジェル・ドゥブルリュエ等が助演。撮影は「マダム・サタン」「アビーの白薔薇」のハリロルド・ロッソンが担当した。
  • 海の巨人(1930)

    制作年: 1930
    かつてジョン・バリモア氏が主演したことのあるハーマン・メルヴィル作の小説を映画化した「海の野獣」を全発声映画として制作したもので、「支那の鸚鵡」「クラック将軍」のJ・クラブ・アレキサンダーが脚色し、「シンギング・フール」「子守歌(1929)」のロイド・ベーコンが監督し、「リオ・リタ」「復活(1927)」のロバート・カールが撮影した。主役バリモア氏を助けて「薫る河風」「ブルドッグ・ドラモンド」のジョーン・ベネットをはじめ、「愛の訪れ」「恋のサーカス」のロイド・ヒューズ、「曲線悩まし」のメイ・ボーレー、「メリケン波止場」のウォルター・ロング、「鉄仮面」のナイジェル・ドゥ ・ブリュリエ、ノーブル・ジョンソン、トム・オブライエン等が出演している。
  • 緑の女神

    制作年: 1930
    「千万長者」と同じくジョージ・アーリスが主演する映画で、原作はウィリアム・アーチャーの筆になる戯曲、それを「千万長者」「最後の栄冠」のジュリエン・ジョセフソンが脚色し、「モダン出世鏡」のアルフレッド・E・グリーンが監督に当たった。助演者は「ソレルとその子」「スコール」のアリス・ジョイス、「黄金の世界へ」のラルフ・フォーブス、「リリオム」「某重大事件」のH・B・ワーナー、アイヴァン・シンプソン、レジナルド・シェフィールド、ベティー・ボイドなどで、カメラは「某重大事件」「歓楽地帯」のジェームズ・ヴァン・ツリースが担任。
  • 愛欲の轍

    制作年: 1929
    「レッドスキン」「上海目指して」等と同じくリチャード・ディックス氏主演映画でジェームス・バーナード・ファーガン氏作の舞台劇を「三週間」「狼の唄」のジョン・ファーロウ氏が脚色し、「レッドスキン」「コンサート」と同じくヴィクター・シェルツィンゲル氏が監督、エドワード・クロンジェガー氏が撮影したものである。助演者は「女の一生」「裏切り者」のエスター・ラルストン嬢と「手紙」「フーマンチュウ博士の秘密」のオー・ビー・ヘギー氏で、その他アーサー・ホイト氏、マートル・ステッドマン嬢、ニジェル・ドウ・ブリュリエ氏等も出演している。
  • 鉄仮面(1929)

    制作年: 1929
    「ガウチョウ」に次でダグラス・フェアバンクス氏が製作した映画で、かつて氏が作った「三銃士(1921)」の続編をなすものである。ストーリーはアレクサンドル・デュマの『三銃士』並びに『鉄仮面の男』に基づき「ロビン・フッド(1922)」「ガウチョウ」の作者エルトン・トーマス氏が書卸したもので、それを「ロビン・フッド(1922)」「海賊(1926)」のロッタ・ウッズ女史が脚色し、「ロビン・フッド(1922)」のアラン・ドワン氏が監督した。出演者はフェアバンクス氏のダルタニアンを始めとし、マーゲリット・ド・ラ・モット嬢、ニーゲル・ド・ブリュリエ氏、レオン・バリー氏、等が前作「三銃士(1921)」と同じ役割を演じているほか、「男女の戦」のウィリアム・ブレイクウェル氏、同じくベル・ベネット嬢、「サブマリン」のドロシー・レヴィア嬢、ウルリッヒ・ハウプト氏、スタンリー・J・サンフォード氏、ジーノ・コラード氏、等である。「海賊(1926)」と同じくヘンリー・シャープ氏が撮影した。
  • ノアの箱船

    制作年: 1929
    「人生サーカス」「イスラエルの月」のミヒャエル・クルティック氏が監督したWB社の超大作で、同社撮影所副所長で「紐育狂想曲」「怪獣征服」の脚色者たるダリル・フランシス・ザナック氏が書卸した原作を「母よ愚かなれ」「軍法会議(1928)」のアンソニー・コールドウェイ氏が脚色したものである。主演者は「海の野獣」「人生サーカス」のドロレス・コステロ嬢で、「輝く天国」「三人水兵恋行脚」のジョージ・オブライエン氏が相手役を勤め、「ソレルとその子」「女シーク」のポール・マッカリスター氏、「リンダ」「決死隊」のノア・ビアリー氏「速成恋愛術」「彼とお姫様」のルイズ・ファゼンダ嬢、グィン・ウィリアムス氏、マルコーム・ウェイト氏、マーナ・ローイ嬢等が助演している。カメラは「ブロードウェイ(1929)」「最後の警告」のハル・モーア氏と「栄光」のバーニー・マクギル氏とが共同で担任した。
  • 疑惑晴れて

    制作年: 1929
    「母ぞよく知る」「港々の女難想」のジョン・ジー・ブライストーン氏監督によるオール・トーキーで、ミルトン・H・グロッパー氏とエドナ・シェリー女史とが合作した戯曲を映画化したものである。主役を演ずるのは、「懐しのアリゾナ」で共演したエドモンド・ロウ、ワーナー・バクスターの2氏、それから曾て「水陸狂走楽」に出演し近くは「四人の悪魔」「河(1928)」に出演したメアリー・ダンカン嬢、この3人であるが、それを助けてアール・フォックス氏、ナタリー・ムーアヘッド嬢、ドナルド・クリスプ嬢、等が出演している。キャメラは「第七天国(1927)」「街の天使」のアーネスト・パーマー氏の担任。エイ・エッチ・ヴァン・ビュレン氏が台詞を執筆し併せて舞台監督の任に当った。
  • 無頼漢(1928)

    制作年: 1928
    「栄光」「港の女」と同じくラウール・ウォルシュ氏の監督作品で、「大河の奇賊」の作者チャールズ・フランシス・コー氏が自作物語を自ら脚色したものにより、ウォルシュ氏自信とアーチポールド・ブカナン氏とが撮影台本を作成した。主役は「四人の息子(1928)」「血涙の志士」主演のジューン・コアリー嬢と作者フランシス・コー氏が見出して来た新人ドン・テリー氏との二人で、これを助けて「アマゾンの紅薔薇」のアンダース・ランドルフ氏、「ニューヨークの波止場」のダスタブ・フォン・セイフェルティッツ氏、ステラ・アダムス嬢、バー・マッキントッシュ氏、等が出演している。
  • スペインの花

    制作年: 1928
    「夢想の楽園」「魔炎」「悲恋舞曲」等と同じくロナルド・コールマン氏、ヴィルマ・バンキー嬢共演の映画であるが、2人の顔合わせはこれをもってひとまず終わりとし少なくともこの後当分の間は2人は別れ別れになって撮影する筈である。この映画は原作をバロネス・オルチーの小説LeatheFaceに仰ぎ、アリス・D・G・ミラー女史がそれを脚色し、「椿姫(1927)」「悪魔の踊子」等と同じくフレッド・ニブロ氏が監督の任に当たった。助演者として「赤い鳩」「断想の悲曲」等出演のノア・ビアリー氏を始めとしナイジェル・ド・ブルリエ氏、ヴァージニア・ブラッドフォード嬢、ヘレン・ジェローム・エディー嬢、ポール・ルーカス氏等が出演する。
  • 女優情史

    制作年: 1928
    「鉄条網」「オレンジ実る頃」「三罪人」と同じくローランド・V・リー氏監督ポーラ・ネグリ嬢主演になる映画で原作はかつてネグリ嬢に「罪に立つ女」を執筆したエルネスト・ヴァイダ氏が書卸し、脚色は監督者リー氏自ら相当した。助演俳優は「紅白乱舞」のポール・ルーカス氏、「不良老年」のフィリップ・ストレンジ氏並びにニジェル・ドゥ・プリュリエ氏、リチャード・タッカー氏等で、カメラは「罪の街」「三罪人」等のヴィクター・ミルナー氏担当。
  • 我れ若し王者なりせば

    制作年: 1927
    15世紀のフランス詩人フランソワ・ヴイロンのロマンチックな生涯を映画化したもので、パウル・ベルン氏が脚色し、「風薫る島」「女性の敵」等と同じくアラン・クロスランド氏が監督した。主役は「海の野獣」「ボー・ブラムメル」等出演のジョン・バリモア氏が演じ相手女優は「株屋町の突実男」出演のマーセリン・デイ嬢が抜擢されて勤め、「芸術家気質」「カリガリ博士」等出演のコンラッド・ファイト氏、「第四の戒律」出演のヘンリイ・ヴイクター氏が共演するほか、ローソン・バット氏、ルシイー・ボーモン嬢、マック・スウエイン氏、スリム・サマーヴィル氏等が助演している。
  • アラビヤ三人盗賊

    制作年: 1927
    「珍妙ライオン狩り」「出世水兵」に続くダグラス・マツクリーン氏主演喜劇で、ジョージ・ランドルフ・チエスター氏が特に書き卸した物語をウエード・ポトラー氏とフレデリック・チャピン氏とが脚色し、「出世水兵」「古着屋クーガン」等と同じくエドワード・クライン氏が監督したもので、相手女優は新進のスー・キャロル嬢、ウェード・ボトラー氏、ナイジエル・デ・ブルリアー氏、アルバート・グラン氏、等が助演している。
  • ガウチョウ

    制作年: 1927
    「海賊(1926)」に次いで製作せられたダグラス・フェアバンクス氏主演映画で、「海賊(1926)」や「バグダッドの盗賊(1924)」の原作者エルトン・トーマス氏が書き卸した物語をロッタ・ウッズ女史が脚色し、「笑王ベンターピン」「スザンナ」等を監督したセネット門下のF・リチャード・ジョーンズ氏が監督したものである。相手女優には共に無名のルーペ・ヴェレス嬢とイヴ・サザーン嬢とが抜擢され、グスタフ・フォン・セイファーティッツ氏が悪役を演じ、ニジエル・ドゥ・プリユリエ氏、ミカエル・ヴァヴィッチ氏、カーロッタ・モンテイ嬢等が助演している。
  • 降伏(1927)

    制作年: 1927
    「大帝の密使」「キーン」「生けるパスカル」等に主演したイワン・モジユーヒン氏が渡米後の第1回出演映画で、アレクサンダー・ブロデイー氏作の舞台劇を映画化したもの。監督は「我世に誇る」「のんだくれ」等と同じくエドワード・スローマン氏で、脚色も氏自らエドワード・J・モンターニュ氏と共に当たったモウイユーヒン氏と共に「ステラ・マリス」「オペラの怪人」等出演のメアリー・フイルピン嬢が主演し、ナイジェル・ド・ブルリエ氏、オット・マテイーソン氏、ダニエル・マクレンコ氏等が助演している。
  • ウィーンの狂乱

    制作年: 1926
    エディス・オショーネッシー女史作の小説に題材を得てジューン・メイシス女史が書き下した台本により女史推薦の新監督カート・レーフェルド氏が監督したジューン・メイシス・プロダクションである。主役は「幸運の風」「女名捕手」等出演のアンナ・Q・ニルソン嬢と「白蛾は舞う」「妖婦馴らし」等出演のコヌェイ・タール氏で、最近映画界に復帰したメイ・アリソン嬢、「恋の荒野」等出演のアイアン・キース氏、「愛の闇路」等出演のジーン・ハーショルト氏、ルーシー・ボーモン嬢、ナイジェル・ド・ブルリエ氏、マーシャ・メイノン嬢、ジョン・セント・ポリス氏、エドワード・アール氏、ヘール・ハミルトン氏等が共演している。
  • ベン・ハー(1926)

    制作年: 1926
    「椿姫(1927)」「悪魔の踊子」等と同じくフレッド・ニブロ氏の監督作品で、ルー・ウォレス将軍氏の小説を映画化した大作品である。ジューン・メイシス女史が映画向きに書き直したものからケイリー・ウィルソン氏が脚色し、それに基づいて更にウィルスン氏がベス・メレディス女史と協力して撮影台本を作成した。主役ベン・ハーに扮するのは「海軍士官候補生(1925)」「紅百合」等主演のラモン・ノヴァロ氏で、「裁かれる魂」のフランシス・X・ブッシュマン氏、「昼閑夫人」のメイ・マカヴォイ嬢、「曠原の烽火」のベティー・ブロンソン嬢、「ソレルとその子」のカーメル・マイアース嬢、「燃ゆる戦線」のキャスリーン・キイ嬢、その他多くの知名の人々が出演した。映画中の最も呼び物たる戦車競争の場面はリーヴス・イースン氏が特に監督した。ちなみにこの映画は、最初メシス女史の脚色、チャールズ・ブレビン氏の監督、ジョージ・ウォルシュ氏の主演で制作される予定であった所、中途にしてここに示した顔触れに変更されたものである。
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  • ドン・ファン(1926)

    制作年: 1926
    バイロン卿の詩及び南欧諸国に流布しているドン・ファン伝記に基づいてベス・メレディス女史が映画脚本を執筆し、「女性の敵」「風薫る島」等と同じくアラン・クロスランド氏が監督した特作品で、主役は「海の野獣」「我れ若し王者なりせば」等主演のジョン・バリモア氏が演じ、「ドン・Q」「最後の栄冠」等出演のメアリー・アスター嬢、「ニウ・ヨーク」「マンハッタン狂乱」等出演のエステル・テイラー嬢、「悲恋舞曲」「南北珍勇腕比べ」等出演のモンタギユ・ラヴ氏が主要なる役を勤め、故ウィラード・ルイス氏、フィリス・ヘイヴァー嬢、ヘレン・コステロ嬢、マーナ・ローイ嬢、ワーナー・オランド氏等が助演している。
  • 古代の船人

    制作年: 1925
    18世紀の英国詩人サミュエル・テイラー・コールリッジ作の詩を挿入して「ダンテ地獄篇」式に現代物語を付加した映画で、古代篇はブラッドリー・キング女史が脚色し「ダンテ地獄篇」「虚栄地獄」等と同じくヘンリー・オットー氏が監督し、現代篇はイヴ・アンセル女史が執筆し「子守唄(1924)」「離婚」等と同じくチェスター・ベネット氏が監督した。古代篇には「愚者」出演のポール・パンザー氏及びグラディス・ブロックウェル嬢が出演し、現代篇は「サンディー」出演のレスリー・フェントン氏、「昇天の意気」出演のクララ・ボウ嬢「パリの裏町」等出演のアール・ウィリアムス氏及びナイジェル・デ・フルリエー氏が出演する。
  • 夜半の狂魂

    制作年: 1924
    「舞踏王国」「フランス人形」に続くメイ・マレイ主演映画で、ジョン・ラッセル氏とカール・ハーボウ氏の原作脚色を、例によってロバート・Z・レオナード氏が監督したもの。対手は「舞踏王国」「舞姫悲し」等と同じくモント・ブルー氏である。
  • ノートルダムの傴僂男(1923)

    制作年: 1923
    ヴィクトル・ユーゴー作の『ノートルダム・ド・パリ』を改作映画化したもので、パラマウントの「姿なき男」などを監督したウォーレス・ウォースリーが製作したものである。ユーゴーの描き出した、耳が聞こえず隻眼でしかもこの世のものとは思われぬ怪奇醜悪な容貌を持っているノートルダム寺院の鐘楼守カジモドと呼ばれる傴僂男には、そうした特異の役柄を最も得意とするロン・チャニーが扮し、この他「我が恋せし乙女」出演のパッシー・ルス・ミラー、「メアリー・ゴー・ラウンド」出演のケリー、「焼け爛れし翼」「男子怒れば」等出演のアーネスト・トーレンス、その他レイモンド・ハットン、タリー・マーシャル、グラディス・ブロックウェルなど、粒揃いの俳優を集めている。ユーゴーの原作とはだいぶ異なっているがアメリカ製作映画としては免れ得ざるところというべく兎に角セットといい、規模といい、また内容といい、期待するに足るべき大作品である。
  • 聖者エルモ

    制作年: 1923
    1866年出版されたオーガスタス・エヴァンス原作の小説に基づき、ジュールス・ファースマンが脚色し、「強敵一蹴」「烈風豪雨の夜」等と同じくジェローム・ストームが監督した。主役は「強敵一蹴」「巌窟王(1922)」等主演のジョン・ギルバートで、「心なき女性」「虚栄地獄」等出演のベシー・ラヴ等である。
  • サロメ(1923)

    制作年: 1923
    オスカー・ワイルド氏の有名な戯曲『サロメ』をナジモヴァ夫人の夫君にして、夫人主演映画に多数出演したチャールズ・ブライアント氏が監督したものである。「奇跡の薔薇」以来「億万長者」に至る数多の映画に主演してよく知られているアラ・ナヅィモーワ夫人がサロメに扮し、ヘロド大王にはミッチェル・ルイス氏が扮し、ヨカナーンにはナイジェル・ド・ブルリエ氏が扮している。因に『サロメ』はイタリー及びフォックス映画が既に紹介されている。
  • エレヴンス・アワー

    制作年: 1923
    「速達郵便列車」と同じくリンカーン・J・カーター原作の舞台劇で、これをルイス・シャーウィンが脚色し、「ファスト・メイル」同様バーナード・J・ダーニングが監督したもの。「愛の輝き」等主演のシャーリー・メイスン、「死線突破」「ファスト・メイル」主演のチャールズ・ジョーンズの2人が主役で、その他リチャード・タッカー、アラン・ヘール、ウォルター・マッグレイル、ジューン・エルヴィッジ等が共演する。戦慄すべき海上大活劇である。
  • 風雲のゼンダ城

    制作年: 1923
    「ゼンダ城の虜」の後日譚で、前同様にアンソニー・ホープ卿の原作である。エドワード・J・モンターニュが脚色しヴィクター・ヒアマンが監督した。レックス・イングラムの監督した「ゼンダ城の虜(1922)」と比較して見るのも興味が深い。俳優ではルイズ・ストーンの役をバート・ライテルが、ラモン・ナヴァロの役をルー・コディが、アリス・テリーの役をエレン・ハンマーシュタインがおのおの受け持っている。その他この映画のオール・スター・キャストは真に驚くべきものがある。ホバート・ボスウォース、クレア・ウィンザー、ブライアント・ウォッシュバーン、マージョリー・ドウ、アドルフ・マンジュウ、アーヴィング・カミングス、ミッチェル・ルイス、ナイジェル・ド・ブルリエ等などと、映画界始まって以来とも言うべき素晴らしさである。セルズニック社が製作し始めたころ、あまりに費用がかかり過ぎて撮影が終わった頃一時同社が破産し債権者の手にネガティヴが約半年ほど保管されていたという因縁付きの映画である。
  • 天幕造師オマー

    制作年: 1922
    劇作家としてまた映画製作者として有名なリチャード・ウォルトン・タリーが、自作になる舞台劇を自ら脚色し、ジェームズ・ヤングをして監督せしめたもので、主役には舞台の時と同様にガイ・ベイツ・ポストを選び、対手役として「我が恋せし乙女」出演のパッシー・ルス・ミラー、「海底の復讐」等出演のヴァージニア・ブラウン・フェアー、「烈風豪雨の夜」等出演のノア・ビアリー、古くユ社青鳥映画時代の花形ダグラス・ジェラード等腕利きが出演する。1000年程前のペルシャを背景とした劇で、彼の有名な四行詩「ルバイヤット」の作者たる詩人にして哲学者、科学者であったオマー・カヤムの一生を描いたものである。
  • 人形の家(1922)

    制作年: 1922
    ヘンリック・イプセンの近代劇で婦人解放問題に多大の影響を与えたこの「人形の家」はかつてユニヴァーサル社でドロシー・フィッリップスを、パラマウント社でエルシー・ファーガスンを、それぞれ主役として製作されたことがあるが、これはナジモヴァ夫人が第1回独立作品として夫君チャールズ・ブライアント監督の下に製作したもので、相手として「狼の心」などに出演のアラン・ヘール、「八一三」などに出演のウェッジウッド・ノウエルらが出演している。
  • 三銃士(1921・アメリカ)

    制作年: 1921
    仏文豪アレクサンドル・デュマ氏の世界的に有名な小説をエドワード・ノブロック氏が脚色し、「奇傑ゾロ」と同じくフレッド・ニブロ氏が監督した映画で、ダグラス・フェアバンクス氏が1921年9月完成した大作品である。対手としてはメアリー・マクラレン嬢が皇后に、マーゲリート・ドラモット嬢がコンスタンスに、その他レオン・バリー氏、トーマス・ホールディング氏等も出演する。ニュース誌は『ダグラス劇として最も大仕掛けな、最も細かい注意の払われた中で最も活劇の多い、大傑作である。映画劇の中で人に好かれる要素を完全に備えた作品とはかかる映画をいうのであろう』と提灯を持っている。
  • 僧侶の特権なしに

    制作年: 1921
    イギリスの詩人キプリングの短篇「僧侶の特権なしに」に基づきランドルフ・ルイスが脚色し、作者キプリングの検閲を経て、セットなども氏の意見によって建てた。監督は「ペルシャの暴君」等と同じくジェームズ・ヤングで主役は「ペルシャの暴君」出演のヴァージニア・ブラウン・フェアーである。その他トーマス・ホールディング、エヴェリン・セルビー、オットー・レデラー等が主要な役を演じている。
  • 黙示録の四騎士(1921)

    制作年: 1921
    西班牙の文豪イバネスの原作をジューン・メイシスが脚色し、「征服の力」で最近我国にも知られたレックス・イングラムが監督した大作品である。ルドルフ・ヴァレンティノ氏とアリス・テリーとが主役、そのほか著名の人が数多く出演している。製作に6カ月と百万ドル以上とを費やし、45万尺のネガティーヴと1万2千5百人の俳優と、14台のカメラと、15人の撮影監督助手を使ったと云うのもまんざらほらではないらしい。4騎士とはー―白い馬に跨る「征服」、赤い馬に跨る「戦い」、黒い馬に跨る「飢饉」、灰色の馬に跨る「死」の4騎士をいうのである。世界始まって以来常に戦争は人々を苦しめて来た。この20世紀に来てさえもその恐怖は人々を戦慄させた。野心止む時なき「人」を懲すため神の裁きの剣は抜き放たれたのである。壮大真に魂を驚かせる物語が展開されていく。米国映画界の興行上記録破りの大映画であるから上映の上は定めし我国でも大騒ぎとなろう。
  • 海の猛獅子

    制作年: 1921
    ジョージ・アレン・イングランドの原作を、アーサー・ゼルナーが脚色し、「最大急行」等を作ったバーナード・J・ダーニングが監督したもの。主役は「男の中の男」「男子の本領」等と同じくダスティン・ファーナムで、対手はユ社で「女性の輝き」「嵐」等に主演したヴァージニア・ヴァリ、監督のダーニングが主要な役を演じている。
  • 彼の子の母

    制作年: 1920
    バーバラ・ル・マール・ディーリーの原作を、チャールズ・ウィルソンが脚色し、エドワード・ルサンが監督した社会劇で、主役は「天国への道」「乱入者」など出演のグラディス・ブロックウェルで、相手はウィリアム・スコット、ナイジェル・ド・ブルリエらである。
  • スタムブールの處女

    制作年: 1920
    「泥中の薔薇」「愛と光明」「飾りなき女」「波間の花弁」等を監督したトッド・ブラウニング氏が、ジウエル映画のスターになったブリッシラ・ディーン嬢を主役として完成した7巻劇で、嬢の対手はこの映画完成後嬢と結婚したウィーラー・オークマン氏で、エキゾティックの香高き情緒纏綿たる物語である。
  • サハラ(1919)

    制作年: 1919
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