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セシル・B・デミルの関連作品 / Related Work
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十戒(1957)
制作年: 19571923年、今回と同様セシル・B・デミルが監督した「十誡(1923)」の再映画化で、製作費1350万ドルを費やしたというスペクタクル宗教史劇、イーニアス・マッケンジー、ジェン・L・ラスキー・ジュニア、ジャック・ガリス、フレドリック・M・フランクの4人が脚本を書き、「胸に輝く星」のロイヤル・グリグスが撮影監督をつとめた。特殊撮影を受け持ったジョン・P・フルトンは1957年度アカデミー賞を受賞した。音楽は「最前線」のエルマー・バーンスタイン。主演は「三人のあらくれ者」のチャールトン・ヘストン、アン・バクスター、「追想」のユル・ブリンナー、「地獄の埠頭」のエドワード・G・ロビンソン、「勇者カイヤム」のデブラ・パジェット、そのほか「裸の天使」のジョン・デレク、「重役室」のニナ・フォック、「南部の反逆者」のイヴォンヌ・デ・カーロ、「放浪の王者(1956)」のサー・セドリック・ハードウィック、「サヨナラ」のマーサ・スコット。231分版もあり。90点 -
地上最大のショウ
制作年: 1952「サムソンとデリラ」のセシル・B・デミルが1952年に製作・監督したテクニカラーのサーカス映画で、世界最大のサーカスといわれるリングリング・ブラザース=バーナム・アンド・ベイリー一座の協力によるもの。52年度のアカデミー作品賞とデミルにアーヴィング・サルバーグ賞が与えられた。フレドリック・M・フランク「サムソンとデリラ」、バリー・リンドン「スピード王(1950)」、シオドア・セント・ジョンの3人が書き下ろしたストーリイを、M・フランクとセント・ジョンにフランク・キャヴェット「ミズーリ横断」が協力して脚色した。撮影は「サムソンとデリラ」のジョージ・バーンズ、音楽はヴィクター・ヤングの担当。出演者は「ポーリンの冒険」のベティ・ハットン、「永遠のアンバー」のコーネル・ワイルド、TVスター、チャールトン・ヘストン、「南米珍道中」のドロシー・ラムーア、「渓谷の銃声」のグロリア・グレアム、「怒りの河」のジェームズ・スチュアート、この作品の製作補佐を兼ねるヘンリイ・ウィルコクスン「血闘」、ライル・ベトガー「武装市街」、ローレンス・ティアニイ「犯罪王ディリンジャ」らである。80点 -
サンセット大通り
制作年: 1950「失われた週末」「熱砂の秘密」のチーム、チャールズ・ブラケット(製作)とビリー・ワイルダー(監督)による1950年度の話題作で、ハリウッドの内幕を衝いた作品。ブラケット、ワイルダー及びD・M・マーシュマン・ジュニア合作による脚本は、50年度アカデミー賞オリジナル脚本賞を獲得した。撮影は「別働隊」のジョン・サイツ、音楽は「レベッカ」のフランツ・ワックスマン。サイレントの大女優グロリア・スワンソンがカムバックして主役を演ずるほか、「テキサス決死隊(1949)」のウィリアム・ホールデン、「熱砂の秘密」のエリッヒ・フォン・シュトロハイム、新人ナンシー・オルソンが中心人物となり、ほかに監督のセシル・B・デミル、コラムニストのヘッダ・ホッパー、サイレント時代の大立物バスター・キートン、アンナ・Q・ニルソン、H・B・ワーナーらが彼ら自身として出演している。80点 -
サムソンとデリラ(1950)
制作年: 1950「征服されざる人々」「北西騎馬警官隊」のセシル・B・デミルが製作、監督する1950年度色彩スペクタクル映画。旧約聖書の伝説から「征服されざる人々」のジェシー・L・ラスキー・ジュニアとフレドリック・M・フランクが共同脚色、撮影は「群衆」のジョージ・バーンズ、音楽は「テキサス決死隊(1949)」のヴィクター・ヤング。サムソンには「海洋児」のヴィクター・マチュア、デリラには「キッス・タイム」のヘディ・ラマーが扮し、以下「イヴの総て」のジョージ・サンダース、「緑園の天使」のアンジェラ・ランズベリー、「征服されざる人々」のヘンリー・ウィルコクスンの他オリーヴ・デアリング、フェイ・ホールデンらが出演する。著名な伝説「サムソンとデリラ」の恋物語で、デミルが巨額を費やし完成した大作。60点 -
征服されざる人々
制作年: 1948ネイル・H・スワンスンの小説から、「海外特派員」のチャールズ・ベネット、「オマハ街道」のジェシー・L・ラスキー・ジュニアがフレドリック・M・フランクと協力して脚本を書き、「大平原」のセシル・B・デミルが製作・監督した1948年作品。撮影は「カリフォルニア(1947)」のレイ・レナハン、音楽は「情炎の海」のヴィクター・ヤングが担当している。「摩天楼」のゲイリー・クーパー、「森林警備隊」のポーレット・ゴダードを中心に、「火の女」のハワード・ダ・シルヴァ、「フランケンシュタイン(1931)」のボリス・カーロフ、「幸福の森」のセシル・ケラウェイ、「若き日のリンカン」のワード・ボンド、「十字軍」のキャサリン・デミル、「ミニヴァー夫人」のヘンリー・ウィルコクスン、「誰がために鐘は鳴る」のヴィクター・ヴァルコニ、「凸凹闘牛の巻」のヴァージニア・グレイ、「不時着結婚」のポーター・ホールらが共演する。 -
北西騎馬警官隊
制作年: 1945「征服されざる人々」「サムソンとデリラ」のセシル・B・デミルが製作及び監督した1945年度の色彩スペクタクルで、オリジナル脚本は「拳銃王」のアラン・ルメイ、「征服されざる人々」のジェシ・ラスキー・ジュニアがC・ガードナー・サリヴァンと協力した。撮影は「姫君と海賊」のヴィクター・ミルナー、音楽はヴィクター・ヤングの担当である。主演は「ダラス」のゲイリー・クーパー、「ゼンダ城の虜(1937)」のマデリーン・キャロル、「征服されざる人々」のポーレット・ゴダード。以下「高原の白馬」のプレストン・フォスター、「タルサ」のロバート・プレストン、「オペラ・ハット」のジョージ・バンクロフト、「イヴの総て」の舞台俳優ウォルター・ハムデンらが助演、ロバート・ライアンが端役である。100点 -
絶海の嵐
制作年: 1942[サムソンとデリラ]のセシル・B・デミルが製作ならびに監督したテクニカラー海洋活劇1942年作品。サタディ・イヴニング・ポスト連載のセルマ・ストレイベルの原作にもとずいて「愛と血の大地」のアラン・ルメイ、「征服されざる人々」のチャールズ・ベネット、「激情の断崖」のジャネット・ラスキー・ジュニアの3人が脚色した。撮影監督は「ダニー・ケイの天国と地獄」のヴィクター・ミルナーと「印度の放浪児」のウィリアム・スコール、特殊撮影はゴードン・ジェニングス、W・L・ペレイラ、ファーシオット・エドワード、作曲は「旅愁」のヴィクター・ヤングが夫々担当する。出演は「大時計」のレイ・ミランド、「硫黄島の砂」のジョン・ウェイン、「北西騎馬警官隊」のポーレット・ゴダード、「ネブラスカ魂」のロバート・プレストン、「愛と血の大地」のスーザン・ヘイワード、「ダラス」のレイモンド・マッシー、その他リン・オヴァーマン、ウォルター・ハムブデン、コラムニストのヘッダ・ホッパーらである。 -
大平原
制作年: 1939「平原児」「海賊(1938)」に次ぎセシル・B・デミルが製作・監督した映画で、アーネスト・ヘイコックスの物語をジャック・カニンガムが改作し、「ワイキキの結婚」のウォルター・デレオンが「海賊(1938)」のC・ガードナー・サリヴァン及びジェシー・L・ラスキー・ジュニアと協力脚色したもの。出演は「ゴールデン・ボーイ」のバーバラ・スタンウィック、「デッド・エンド」のジョエル・マクリー、舞台から来たロバート・プレストン、「北海の子」のエイキム・タミロフ及びリン・オヴアマン、「シカゴ」のブライアン・ドンレヴィー、「海賊(1938)」のイヴリン・キース、その他アンソニー・クイン、J・M・ケリガン、ヘンリー・コルカー等である。撮影は「平原児」「海賊(1938)」のヴィクター・ミルナー担当。100点 -
平原児
制作年: 1936「十字軍」に次いでセシル・B・デミルが監督・製作した映画で、「オペラ・ハット」同様ゲイリー・クーパーとジーン・アーサーが主演する。ワイルド・ビル・ヒコックに関するコートニー・ライリー・クーパー及びフランク・J・ウイルスタッチの2つの実話小説に基づきデニルの旧作に参興しきったジェニー・マクファーソンが資料を編集し、それによって、「十字軍」に協力したウォルデマー・ヤング、ハロルド・ラムが更にリン・リグスと共に脚本を書いたものである。助演者は「疾風無敵男」のジェームズ・エリスン、「新世紀」「運河のそよ風」のチャールズ・ビックフォード、デミルが新たに発見した新人女優ヘレン・バージェス、「将軍暁に死す」のポーター・ホール、「罪じゃないわよ」のジョン・ミルジャン、「化石の森」のポール・ハーヴェイ、「ロバータ」のヴィクター・ヴァルコニ、「美しき野獣」のフレッド・コーラー等である。撮影は「十字軍」「クレオパトラ(1934)」のヴィクター・ミルナーの担当。 -
十字軍(1935)
制作年: 1935「クレオパトラ(1934)」に次ぐセシル・B・デミル作品で、第三次十字軍の史跡に基づいて歴史家ハロルド・ラムが構想した物語を「クレオパトラ(1934)」「ベンガルの槍騎兵」のウォルデマー・ヤングと「男の敵」「肉弾鬼中隊(1934)」のダドリー・ニコルズが共同脚色し、例によってデミル自ら監督に当たったもの。主演者は「ホワイト・パレード」「濁流」のロレッタ・ヤングと、「クレオパトラ(1934)」のヘンリー・ウィルコクスンで、「奇傑パンチョ」「罪じゃないわよ」のキャサリン・デミル、「クレオパトラ(1934)」「暴君ネロ(1932)」に共演しているアイアン・キース、C・オーブリー・スミス、ジョセフ・シルドクラウトの3優、「痴人の愛」のアラン・ヘール、「白衣の騎士」のC・ヘンリー・ゴードン、「メリイ・ウイドウ(1934)」のジョージ・バービア等が助演し、「クレオパトラ(1934)」「生活の設計」のヴィクター・ミルナーが撮影している。 -
恐怖の四人
制作年: 1934「暴君ネロ(1932)」「新世紀」に次いでセシル・B・デミルが監督製作した映画でE・アーノット・ロバートソン作の小説に基づいて「新世紀」を原作脚色したバートレット・コーマックが「ブルースを唄う女」のレノア・コフィーと共同して脚色にあたった。撮影は「暴君ネロ(1932)」「暴風の処女」のカール・ストラッスの担任。主なる出演者は「ブルースを唄う女」「暴君ネロ(1932)」のクローデット・コルベール、「ブロンド・ヴィナス」「極楽特急」のハーバート・マーシャル、「三角の月」「ママはパパが好き」のメアリー・ポーランド、「雨」「幸運の悪魔」のウィリアム・ガーガンで、「リオの誘惑」のレオ・カリーロ、「戦時特派員」の駒井哲、ネラ・ウォーカー、エセル・グリフィス等が助演している。 -
クレオパトラ(1934)
制作年: 1934セシル・B・デミルが「新世紀」「恐怖の四人」に次いで監督製作した映画で、「喇叭は響く」「恐怖の四人」の脚色者バートレット・コーマックが史実に取材して組立てた物語で「路傍」「夜毎来る女」のヴィンセント・ローレンスと「坊やはお休み」「暴君ネロ(1932)」のウォルデマー・ヤングが共同脚色したもの。主役は「暴君ネロ(1932)」「或夜の出来事」のクローデット・コルベールが勤め、「一日だけの淑女」のウォーレン・ウィリアム、英国劇壇から招聘されたヘンリー・ウィルコクスンが共演するほか、「絢爛たる殺人」のガートルード・マイケル、「薫る河風」のジョセフ・シルドクラウト「クリスチナ女王」のアイアン・キース及びC・オーブリー・スミス、「妾は天使じゃない」のアーヴィング・ピチェル等が助演している。撮影は「生活の設計」「恋の凱歌」のヴィクター・ミルナーの担当である。80点 -
新世紀
制作年: 1933「暴君ネロ(1932)」に次ぐセシル・B・デミル監督作品で、「犯罪都市(1931)」「キック・イン」のバートレット・コーマックが原作脚色、「鉄窓の女」「春の驟雨」のペヴァレル・マーレーが撮影に当たった。出演者は「ビール万歳」「地下の雷鳴」のチャールズ・ビックフォードを始め、「乗合馬車」「鉄血士官校」のリチャード・クロムウェル、新進のジュディス・アレン、「略奪者」「女給と強盗」のハリー・グリーン、「夜毎来る女」のブラッドリー・ペイジ、「燃ゆる海原」のエドワード・ヌージェント、「鉄血士官校」のベン・アレクサンダー、ファッジー・ナイト、ジョージ・バービア等である。 -
暴君ネロ(1932)
制作年: 1932「十誡(1923)」「キング・オブ・キングス(1927)」のセシル・B・デミルがトーキー以来初めての宗教劇で、ウィルスン・バーレット作の戯曲を「今晩愛して頂戴ナ」「明日は晴れ」のウォルデマー・ヤングと「地下の雷鳴」「恋を食べる女」のシドニー・バックマンとが共同して脚色したもの。撮影は「闇に踊る(1932)」「謎の真空管」のカール・ストラッスが担当した。出演俳優は「我等は楽しく地獄へ行く」「借りた人生」のフレドリック・マーチ、「お化け大統領」「百米恋愛自由型」のクローデット・コルベール、「悪魔の富籤」「貞操切符」のエリッサ・ランディ、「悪魔と深海」のチャールズ・ロートンを始め、「パリの魔人」「裸一貫(1931)」のアイアン・キース、ジェヌヴィエーヴ・トバンの妹ヴィヴィアン・トビン、喜歌劇界から抜擢されたジョイゼル・ジョイナー、「楽園の大河」のハリー・ベレスフォード、フェルディナンド・ゴットシャルク、ウィリアム・V・モング、クラレンス・バートン、アーサー・ホール、ナット・ベンドルトン、トミー・コンロン、ジョー・ボルーモ、リチャード・アレキサンドー等である。 -
スコオ・マン
制作年: 1931「ダイナマイト(1929)」「マダム・サタン」に次ぐセシル・B・デミルの監督作品で、原作はエドヴィン・ミルトン・ロイルの筆になる舞台劇。それを「マルタの鷹(1931)」「夜の大統領」のルシエン・ハバードと「赤熱の抱擁」のレノア・コフィーが脚色し、エルシー・ジャニスが台紙を附し、、「マダム・サタン」のハロルド・ロッソンが撮影したものである。出演者は「陽炎の春」「反逆者」のワーナー・バクスター、「復活(1931)」「東は西」のルーペ・ヴェレス、「忍び寄る心」「緑の処女地」のエリナー・ボードマンで、「夜霧の女」のポール・カヴァナー、「氷原の彼方」のチャールズ・ビックフォード、J・ファーレル・マクドナルド、ローランド・ヤング、レモンド・ハットンその他が助演。 -
ダイナマイト(1929)
制作年: 1929「キング・オブ・キングス(1927)」「破戒」に次ぐセシル・B・デミル監督映画で例によってジェニー・マクファースンが原作脚色したものである。出演者は「砂漠の生霊」「アンナ・クリスティ」のチャールズ・ビッックフォード、「掠奪者」のケイ・ジョンソン「接吻」「ホリウッド・レビュー」のコンラッド・ネーゲル、「キング・オブ・キングス(1927)」「ヴォルガの船唄」のジュリア・フェイを始め、新進のジョエル・マクリー、ミュリエル・マコーマック、タイラー・ブルック等で、撮影は「破戒」「キング・オブ・キングス(1927)」のペヴァレル・マーレーが担任した。 -
キング・オブ・キングス(1927)
制作年: 1927「十戒(1957)」「昨日への道」「ヴォルガの舟唄」等の制作監督者セシル・B・デミル氏が彼の最も良き昔からの協力者ジェニー・マクフォースン女史の協力を得て完成したる氏独特の超特作品である。即ちマクフォースン女史がストーリーを立て自らそれによって撮影脚本を執筆し、ドミル氏が監督した。そして第一キャメラマンにはドミル氏付きで「昨日への道」「ヴォルガの舟唄」等を撮影したペヴォレル・マーレイ氏が当っている。主役キリストに扮するのは「沈黙」「ソレルとその子」主演のH・B・ウォーナー氏で、それを助けて、聖母に扮するドロシー・カミングス嬢、使徒ピーターに扮する「密輸入者の恋」のアーネスト・トーレンス氏、ユダに扮する「嵐の孤児」「難破船」のジョセフ・シルドクラウト氏、メリー・マグダレンに扮する「オグレス」のジャクリーン・トーガン嬢、カイアファスに扮する「村の医者」のルドルフ・シルドクラウト氏等が重要な役を夫々受持つ外、サム・ド・グラッス氏、ヴィックター・ヴァルコニ氏、モンタギュー・ラヴ氏、ウィリアム・ボイド氏、ジュリア・フェイ嬢、セオドラ・コスロフ兵、上山草人氏、故ジョージ・シーグマン氏、その他多くの知名の俳優が総出演をするという驚くべき大懸りな映画である。なおこの映画撮影にあたっては「ようグリフェス」を監督したフランク・アーソン氏がドミル氏の補助監督を務めた事と、この映画中の幾場面かはテクニカラーが施されているという事を付記する -
昨日への道
制作年: 1925「金色の寝床」を最後としてパラマウント社を去り制作者としてビー・ティー・シー社に入ったセシル・B・デミル氏の第一回監督作品で、ビューラー・マリー・ディックス女史とエヴェリン・グリーンリーフ・サザーランド氏合作の劇を映画化したもの、例によってジャニー・マクフアソン女史が原作者ディック女史と共同して脚色した。主役は「嵐の孤児」に出演したジョセフ・フィルドクラウト氏と「東へ向く三つの顔」「ブライト・ショール」出演のジェッタ・グーダル嬢が勤め、「金色の寝床」「地獄極楽」出演のヴエラ・レイノルヅ嬢、「地獄極楽」出演のウィリアム・ボイド氏を始め、ジュリア・フェイ嬢、カツソン・ファガソン氏、トリクシー・フリガンザ嬢等が共演している。 -
十誡(1923)
制作年: 1923セシル・B・デミル氏が「屠殺者(1922)」「アダムス・リブ」に続いて製作した特撮映画で、例によってジェニー・マクファーソン女史が脚色した。映画は第一部と第二部に分かれ、第一部はセオドア・ロバーツ氏、シャール・ド・ローシュ氏、エステル・テイラー嬢等が主役、第二部はリチャード・ディックス氏、ロッド・ラ・ロッタ氏、リートリス・ジョーイ嬢、ニタ・ナルディ嬢が主役である。第一部は今より凡そ3千年の昔旧約聖書の出埃及記に時代をとり第二部は現代である。第一部には大分テクニカラー天然色が使用してあって、戦車の突進する場や紅海の波が二つに割れるシーン等に着色してある。尚 -
屠殺者(1922)
制作年: 1922「苦闘十二年」の原作者アリス・デュアー・ミラー女史の原作を、デミル映画の殆ど総てを脚色したジェニー・マクファーソン女史が脚色し、最近「人間苦」「土曜日の夜」等が紹介されたセシル・B・デミル氏が監督したパラマンウト映画である。主役は「沈黙の都」「何故妻を代へる」等のトーマス・ミーアン氏で、相手役は「土曜日の夜」「ハートの1」等のリートリス・ジョーイ嬢、及び「沈黙の都」「悩める花」等のロイス・ウィルソン嬢、その他ジョージ・フォーセット氏、ジュリア・フェイ嬢、カッスン・ファーガソン氏、レイモンド・ハットン氏、チャールズ・オーグル氏等パ社老練俳優多数出演している。 -
小米国人
制作年: 1917ドイツ本国から召集を受けたカーるは恋人アンゲラに別を告げて米国を去る。アンゲラに同じく恋していたフランスのジュール伯爵も故国に帰った。アンゲラはその後機を得て戦地に出帆したが、途中で独潜水艇のために乗船は撃沈される。しかしアンゲラは恙なく仏土に上陸することができた。愛国の血に燃ゆる乙女アンゲラは砲煙漠漠たる戦地にあって人道のため、世界平和のために身命を捧げていた。戦利あらず仏軍は一度退却した。襲撃して来た独軍は健気にも単身独仏軍に通信しているアンゲラを捕えた。銃殺の命は下った、乙女の命は風前の灯。独軍中にはカールがいた。彼は余りに残忍な自国の軍に憤慨し、危きアンゲラを助けて仏軍中へ逃走する。やがて2人は相携えて戦地を後に平和なアメリカの天地に帰ることができた。
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