ニコライ・クリューコフの関連作品 / Related Work

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  • 送られなかった手紙

    制作年: 1960
    G・カルトゥノフ、V・オシポフ、ヴィクトル・ローゾフらの共同シナリオを、「戦争と貞操」のミハイル・カラトーゾフが演出したヒューマニティな自然探険家のドラマ。撮影はS・ウルセフスキー、音楽はニコライ・クリューコフが担当した。いずれも「戦争と貞操」のスタッフ。出演は「ハムレット(1964)」(六四年ベネチア映画祭で審査員特別賞)のインノケンティ・スモクトゥノフスキー、「戦争と貞操」のタチアナ・サモイロワ、ワシリー・リワノフ、エルゲニー・ウルバンスキー、G・コジヤキナなど。
  • 白痴(1958)

    制作年: 1958
    「シベリヤ物語」のイワン・プィリエフ監督・脚色によるドストエフスキー原作の映画化。これはその第一部にあたる。撮影は「シベリヤ物語」のワレンチ・パブロフ。音楽をニコライ・クリューコフが担当している。出演者はワフタンゴフ記念劇場のユーリ・ヤコブレフ、ユーリヤ・ボリソワの二新人に、K・ポロビコワ、V・パーシェンナヤ、ユーリ・ヤコブレフ、N・ポドゴールヌイ、R・マクシモワ、S・マルチンソン、N・パジトノフ、I・リュベズノフ等。
  • 女狙撃兵 マリュートカ

    制作年: 1956
    革命と内乱の時代を好んで描くボリス・ラヴレニョーフの原作小説をG・カルトゥノフが脚色、「十月のレーニン」などで知られるミハイル・ロンム監督の弟子、グリゴーリ・チュフライの第一回監督作品。撮影は老巧セルゲイ・ウルセフスキー、音楽は「シベリヤ物語」でお馴染みのニコライ・クリューコフ。なお「四十一番目」(原名)は一九二七年、ヤーコフ・プロタザーノフ監督で映画化、今回は二度目。主演は、日本に初登場のイゾルダ・イズヴィツカヤ(新人)とオレーグ・ストリジェーノフ。それに「三つの邂逅」のニコライ・クリューチコフなど。ミハイル・ロンム製作、アグファカラー、一九五六年作品。
  • 大音楽会

    制作年: 1951
    モスコウのボリショイ劇場(国立アカデミー大劇場)創立百七十五年を記念して作られた色彩音楽映画で、製作と監督は「夜明け」の助監督ヴェラ・ストローエワ、脚本はY・マキシーメンコ、撮影はミハイル・ギンジンとウラジミール・ニコラエフ、音楽は「シベリヤ物語」のニコライ・クリューコフの担当。出演者は歌劇指揮者のニコライ・ゴロワーノフ、バレー音楽の指揮者ニリー・ファイエル、歌劇歌手のイフゲニア・スモーレンスカヤ、マリヤ・ズヴェズジーナ、マリヤ・マクサーコフ、ヴェラ・ダヴィドウ、イワン・コズロフスキイら、それにバレーの踊り手ガリーナ・ウラーノワ、マリヤ・セミョーノワ等。
  • 真実の人間の物語

    制作年: 1948
    一九四二年三月東部国境の空中戦闘で撃墜されたソ連空軍将校アレクセイ・メレーシェフが、重傷のため両足を失いながらもふたたび飛行士として戦場に復帰するまでの実話に取材したボリス・オレヴォイの小説が原作であり、脚色には「村の女教師」のマリア・スミルノーワ女史が当っている。監督アレクサンドル・ストルペルは映画大学の出身であり、従来は主として作家シモノフと協力して「わが町の若者」「私を待て」「昼も夜も」などをつくってきた演出家である。撮影のマルク・マギードソンは「春の流れ」「レールモントフ」「ハローモスクワ」等のカメラを担当している。作曲は「白夜」「私を待て」(四三年)や「シベリヤ物語」(四七年)等でスターリン賞をあたえられたニコライ・クリューコフである。主演のパーヴェル・カドチニコフはレニングラード演劇学校の出身であり、一九三八年「銃をもつ人」でデヴューして以来「モスクワの音楽娘」「イワン雷帝(1946)」「ロビンソン・クルーソー」(ソ連立体映画の第一回作)等をへて「間謀の功績」ではスターリン演技賞をあたえられている。またニコライ・オフロプコラは「十月のレーニン」「一九一八年のレーニン」「アレクサンドル・ネフスキー」「クツーゾフ」等に出演したソ連人民俳優であり、アレクセイ・ジーキーは「クツーゾフ」「ナヒモフ提督」等で知られている。その他「グリンカ」のワシリー・メルクーリエフ(ロシア共和国功労俳優)や「石の花」「誓い」のタマーラ・マカーロワ(ロシア共和国功労俳優)や「モスクワの音楽娘」「イワン雷帝(1946)」等のリュドミラ・ツェリコフスカヤらが出演している。一九四八年度のモスフィルム製作であり、同年度のスターリン賞を授けられた作品である。
  • シベリヤ物語

    制作年: 1947
    「コーカサスの花嫁」によって、日本にも知られたイワン・プィリエフのテクニカラーである。「素敵な花嫁」「トラクター仲間」「可愛い娘」等のオペレッタの他、「コーカサスの花嫁」以後のプィリエフ作品としては「地区委員会書記」「戦後の晩六時」等があり、その後、この作品が企画されたが、製作の開始までには約三カ年の日子が準備のため費されたといわれている。音楽のニコライ・クリューコフは、モスクワ音楽院出身で、ミヤコフスキー教授の門下であるが、彼はこの映画のためにチャイコフスキー、ラフマニノフ、スクリヤビン、ショパン、リストらのシンフォニーおよび室内楽をはじめ古い民謡や舞踏曲などを巧妙に再構成している。撮影は「コーカサスの花嫁」のワレンチ・パブロフが担当しており、撮影に当ってはスリコフの名画が参考にされたといわれている。(なお、ロケーションには、アルタイ山脈や、バイカル湖、カムチャッカ半島などが収められている。)主演は「石の花」のウラジミール・ドルージニコフ、「コーカサスの花嫁」のマリナ・ラドニナであり、「トラクター仲間」でプイリエフに起用されたボリス・アンドレエフがこの作品でも重要な運転手の役を振りあてられている。なお、ナステニカにふんするヴェーラ・ワシリエヴーァはモスクワ劇場技術学校の三年生である。なお、この作品は一九四七年度のプラーグの国際映画コンクールで一等に入選しており、また同年度のスタリン芸術映画賞をも得ている。
  • 戦艦ポチョムキン

    制作年: 1925
    セルゲイ・M・エイゼンシュテインが、第一次ロシア革命と呼ばれる一九〇五年革命のなかの、歴史的事件“ポチョムキン号の反乱”をテーマに製作したもの。彼は監督・シナリオ・モンタージュを担当し、《リズミック・モンタージュ》と《音調モンタージュ》は特に有名である。シナリオはニーナ・アガジャノヴァ・シュトコがエイゼンシュティンに協力している。撮影はエドゥアルド・ティッセ、音楽はニコライ・クリューコフ、録音はイ・カシケヴィッチ、美術はワシリー・ラハリスが担当した。なお、助監督にグリゴーリ・アレクサンドロフがついている。出演はア・アントーノフ、グリゴーリ・アレクサンドロフ、ウラジミール・バルスキーらのほかに、エイゼンシュティン自身が神父役で出演している。製作一九五二五年だが、モスフィルムが一九五〇年に発声版を作っている。
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